人生2本目ブログ! 迷走してもムダはない!…ハズ;英語編

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音声・音楽
前回、嬉し恥ずかし初ブログで、どうやって奇跡的に今の声のお仕事に繋がったかのお話をしたのですが、超挫折期の暗黒期間から今に至るまで色んなことをしてきたことをちょっぴりお伝えしようかと。

色んな迷走をしながら色んな経験をしてきたのですがまずは英語編で。

まず、「絶対声のお仕事をしたい!」と勝手に運命を感じたのが中2の時でそこから大学卒業あたりまでが、第一次猪突猛進夢追い期だったわけです。
その間、最終審査まで行ったり、面接に呼ばれたりが何度かあり、なかなか諦めきれなかったわけですが…

普通は皆さんここで学業ないし、学校生活、進路決定を全力でしている時期ですよね。それとは全く違う夢の中を私はフワフワしていたもので、中高の成績は悲惨、大学を巡っては(今にして思えば恵まれていたのですが)親と行く行かないでモメ続け高3夏まで受験勉強を一切していなかったのです。

某大学に受かったら「一人暮らしをさせてあげる」「養成所に通わせてあげる」と、母親も上手く私を誘導し高3の夏ついに受験に向き合った私だったのですが、もちろん多数の科目に手を付ける時間もなしで、私大一発入試にかけ、数学と並んで2大苦手科目だった英語にもここでようやく手を付けたわけです。

でも今英語講師もしている、というのが本当に憚られるほどにひどいもので、中学で学ぶ文法すらおぼつかないレベルでした。
そこで、私の取った方法は、長文さえ読めればいいんでしょ作戦!
第一志望の大学の過去問を見ると超長文の内容把握のみがバンバンバンと出題される形式だったので、なら読めさえすればいいと、サクッと文法は捨てました。
受験単語を抑えておくと案外文法なんて適当でも内容は掴めるんですよね。

そして迎えた2月、ほんとに大学受験が間に合わせだった私は3校しか出願しなかったんですが結果は、第2志望校合格…。

うん、親とのかけには破れたわけです。それなので養成所へはバイトとランチを50円のピーナツパンにする節約でなんとか通ったんですがそれはまた別のお話で。

ここでこの先暗黒期間以降に活きる思わぬ拾い物、英語を読む力を手に入れたのです。

ちょうどハリーポッターの本が全盛期な頃だったので、2巻まで日本語で読んでいた私は出来心で3冊目は原書に手を出したのです。もちろん、電子辞書を引きまくりながらの読書でしたがこれをきっかけに、英語特有の表現や面白さにハマって、大嫌いだった科目が大好きに変身したんです。

だから私の英語力のベースは未だにハリーポッターの魔法関連の単語や表現です^^;

そして第一志望校に行くことしか考えていなかった私は、第2志望校の専攻を一切何も考えず出願していたので、いざ大学が始まるとその専攻の特殊性から「マズイ、卒論これはかけないのでは!?」となり、「それならせめて好きな英語関係に」とたまたま張り出されていた転専攻の案内に飛びつき、試験があるのも知らずに申込み、ハリーへの熱意で志望動機書、試験、面接をなんとかクリアし2年次英米文学への転専攻に成功しました。卒論もハリーをテーマにきりぬけてますからねぇ…。

それが夢破れた時に、英語講師という形で活きることになるなんてこのときは全く思ってなかったのですが。英語落ちこぼれ歴が伊達に中高6年間の私としては、英語が得意です!という意識は持てないのですが、その分、同じように学校の英語についていけなくなっている子への共感だけは負けないかもしれないです。

そう考えるとハリーに暗黒期から救い出してもらった側面も大きいかもしれません。

特に中高時代、「英語なんて嫌い、海外なんて絶対いいかない。先生なんてしたくない職業No1!」と言い張ってた私としてはほんとに人生ってわからないなシリーズ第一弾となりました。

英語編以外にもまだまだあるんですがそれはまた次回。
ご拝読ありがとうございました〜。



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