「ロゴ」を作る前に知っておこう!

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デザイン・イラスト
はじめまして y studioのモリ です。
これから「ロゴ」を作ろうとしている方、「ロゴ」が急に必要になった方に

 ・自分で作るでも
 ・デザイナーに依頼するとき
  でも事前に知っておくと制作の過程で疲弊することが大幅に減るポイント                     についてお伝えします。

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先に決めておく3つのポイント

結論から先に伝えます。
①ロゴに込めたい想い(印象)
②お客様に与えたいイメージ(印象)
③ズバリ①と②を一言でいうと何?

ロゴの作り方は、人によってまちまちです。②だけに特化して作る方もいれば
お洒落なデザインをたくさん見て「〇〇なイメージで作ってください」とご注文される場合など…

この記事では客観的にシンプルなやり方として紹介します。

①~③を書き出すのが一番手っ取り早いです。
書き出したものが「ロゴ」を作る上での設計図になるからです。
とは言え5分で書き出したものが5年~10年使うロゴだとしたらドキドキしますよね?

例)シーズン商品や企画で使うなどの比較的短期間のものなら
   短時間で決めても問題は無い(ケースが多い)
例)会社のロゴなど長期で使用なら3日~7日考える
   ※このケースは【時間】ではなく【頻度】が重要
   1日5分ずつでも良いので毎日考えると
   「大切」なものが確固たるものになる

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それでも迷ったらコレ

簡単に決めれない方へ
「そうは言われても入れたい想い・メッセージが多くなってしまう…」
こんなケースは「あるある」です。

長年の夢でついに独立する!
初めてプロジェクトを任された!

こんな時は「チカラ」が入って当たり前です。
それでも迷ったら~

【アクセサリーを一つ】をイメージしてみてください。
イヤリングでも指輪でもいいです。

アクセサリーは小さいサイズですが
見る方に「印象」を一瞬で与えます。

「可愛い」「お洒落」「上品」など

アクセサリーの作り手は相手にどんな印象を伝えたいか
イメージを持って作りこみます。

相手とは
 ・身につける人
 ・それを見る人
 の両者です。

男性でアクセサリーに興味がない方は
【初デートの時の髪型】をイメージしてみてください。
「ここはこっちに髪を流して、ここはカッチリ固めて…」
自分らしさや、自分にマッチしたスタイルを表現するのではないでしょうか

自覚はしなくても
相手に伝える(えたい)自分の印象を強く明確にイメージしていハズ。
そしてそのパターンは多くないはずです。

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印象は3つまで

質問) 伝えたい印象を一言でいうと何?

この質問を何度かご自身に問いかけてみてください。
【印象】は経験上、2~3個がしっくりくることが多いです。

 ・印象が適切(1~3個) = メッセージ性が強い
 ・印象が多い(4個~) = メッセージ性が弱くなる

上記は私個人の主観です。
世の中に「ロゴ」は溢れています。

時間があるならショッピングモールでロゴを探してみるのもいいでしょう。
忙しい方は、スーパーやコンビニで色んな商品のロゴを見てみましょう。
ロゴで表現していることが2~3個の商品が多いです。

もちろん、この数字は絶対ではないです。

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余力があるなら

実際にロゴを作っても、使用する商品に使用してみたら
雰囲気がかなり変わってしまった。

 → たまにあります。

ロゴは使用する商品や、カラーバージョン・白黒バージョンでも
見た目がかなり変わることがあります。

「今時、白黒バージョンなんていつ使うの?」
 → 例)新聞広告に出すとき

実際に使うものをある程度予想しておくことをお勧めします。

ロゴが出来上がってきたら
実際に使うもので「使用イメージ」を作り確認するように
指示や依頼が出せるようにしておくとスムーズです。

例)【弊社の新商品の「ペットボトル飲料」の画像データーを送りますので
  実際にロゴをラベルで使用したイメージ画像を作ってもらえますか?】
   → このように依頼先(デザイナー)に指示を出しておく

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最後に

世の中には色んなロゴがあります。
ロゴに込める印象が3つに絞り込めたとして、次に必要なのは
【優先順位】です。

更に【優先順位の内訳】について説明します。
実際にロゴを作ると
優先順位1位 デザインの割合( 大 )
優先順位2位 デザインの割合( 小 )
優先順位3位 デザインの割合( 極小 )

賛否分かれるかもしれませんが
「シンプルに分かりやすく伝わるロゴ」
を作るとしたら

「最優先」に伝えたいもの = 優先順位1位 
を明確に伝えるとインパクトが大きく

 ・相手を選ばず
 ・ロゴを見るシチュエーションを問わず
 瞬間に伝わるロゴが作りやすいです。

これくらいの割合が依頼者様とのやり取りでご納得いただけることが多かったの一つの例として参考までに。

この記事がお役に立てれば幸いです。

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