おすすめ1位のライターが考える「リサーチ力」の重要性

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ライティング・翻訳部門>記事・Webコンテンツ作成のおすすめ順にて1位に行ったり2位に行ったりしている「ブログ屋石川」です。
今回のブログは主にライターさん向けという感じの内容ですので、ブログ運営者さんが自分で執筆されている場合であれば多少は参考になるかな、という程度の内容です。

早速ですが、ライターの皆さんはリサーチにどのくらい時間をかけているでしょうか?

サジェストを見て、キーワードプランナーを見て、検索ボリュームを見て、これかなー?といった具合でキーワードを決めてしまってはいないでしょうか?

僕は特に資格を保有しているわけでもなく、某フリーランス大手サイトが提供しているWEBライター検定とかにも興味ないです。

それでも、ほぼ全てのジャンルのご依頼を受けますし、1回ご依頼頂いたクライアント様からは継続をお願いされることもそこそこあります。

僕自身が認識している他のライターさんとの1番の差は「リサーチ力」です。
じゃあ、ライターにとって「リサーチ力」って何なのよ?というお話になるので、その辺りを少しだけ書いてみようと思います。

毎回クライアント様の顧客になってみる


ライターという業種をやっていると、ペルソナを考えたり、キーワード選定をしたり、文章を書いている時間よりも構成の方が時間をかけたりすることも多いです。
というよりも、僕の場合はSEO対策やキーワードを含めた構成を考えてリサーチしている時間の方が圧倒的に長くなります。
例え単発でのご依頼になっても、必ず掲載サイトやブログの状況をチェックしつつ、サイト規模に合わせた記事を作成するように心がけているんですが、あまり自分に知識がない分野ってどうしてもありますよね。

こういう場合、僕はクライアント様の顧客像を「いたこ」のように自分へ投影してから、お客様がやりそうな検索の方法や目的を洗い出します。

ただし重要なのは、その姿を客観視しながらリサーチするという感覚です。

自分でお客様になりきるんですけど、同時にライターとしてそれを観察している自分も置いておくことで、大まかな動機や目的は絞られます。

冗談みたいな話ですけど、これ真面目にやってます

競合サイトは5つぐらいチェックする

単体の記事に使用するキーワードであっても、複合であればまずは検索します。
当然、現在の評価や結果がそこには見える訳ですから、上位サイト5つくらいまでは「何について掘り下げているのか?」とチェックしてます。

検索結果の全てが読者の需要を満たしている訳ではないですが、少なくともGoogleから評価されていることは間違いないですよね。

※ただしmyBESTさん等のリソースが鬼過ぎるサイトさんはすっ飛ばします。戦っても無理なので別の方法を考えます。

要するに、評価されている記事が構成上でどこに中心を置いているかをチェックするというのが目的です。記事の重心とでも言いましょうか。

キーワードに対する記事の重心。これですね。

分からない言葉や分野も調べて調べて調べてから覚え

これはもうほとんど勉強みたいな感覚ですが、どうしても専門性の高い記事を求められた場合には全く知らない言葉とかもたまに出会います。

こういったケースでも、その初めて聞くような言葉の意味を分かるまで調べた上で構成に取り込んだり、共起語を探すときにも使用したりしてます。
正直めちゃくちゃ手間がかかりますが、2019年の10月頃にココナラに出品させて頂いてから、ずーっとやってます。約2年半くらいです。

これをルーティーンにしていたおかげで今では本当にジャンルを広げることが可能になりました。
総じて覚えた知識だけではなく、知らない分野に対して何を知るべきなのか?という部分が身についてくるので、リサーチのスピードもかなり上がります。

リサーチ力が弱いと提案出来ないライターのまま

ライティングという業務は結果的に書かなければ代金を頂けませんが、リサーチ力が強くなって提案出来るライターになれば僕がひっそりやっているディレクション業務なども兼業で出来るようになります。

ディレクション業務をすると、普通のリサーチではわからない問題もデータから判断出来ますから、さらに相乗効果で対応幅も広がっていきます。

文章を上手く書けるという技術は才能ですが、WEBライティングは才能だけでは乗り越えられない壁が山程あります。

ライターにとってリサーチ力とは、そういった山を登るための道になったりすることもあったりなかったりしますので、ライターとして必要とされたい!という方はぜひ自身のリサーチ力を鍛えてみてください。
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