オンライン授業に思うこと

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コロナ禍になり、家庭教師もオンラインでリモート授業を行う機会が増えました。

高校生の小論文指導をリモートで行ったりもしましたが、データのやりとりさえスムーズにいけば、かなり効率よく進めることができます。

リモートだと、通常では通えないような遠隔地の生徒さんを見ることもたびたびあり、ご自宅に伺う家庭教師とはまた違った感覚がありますね。

ただし普段の訪問型の場合、小学生など年齢の低い生徒さんの場合、ほんの少しの表情の変化や、息遣いなどから気持ちを読み取り、その状況に対応していることが多々あります。

それがやはりオンラインだとなかなか最初は慣れずに表情が読みづらいこともありました。

それでも最近はリモート授業でも生徒さんの細かい変化を読むコツがつかめてきたように思います。

こうやって、リモートで家庭教師をしていると、1対1だから十分できているけれど、学校のリモート授業のように1対多の場合は大変だろうなと推察します。

というか、普通に授業をするように、オンライン授業をしてもうまくいかないだろうなと思います。

学習塾で30人~40人のクラスで授業しているときでも、意外と全員の状態が把握できています。(私自身は100人くらいのクラスになってくると、かなりきつかった記憶がありますが。)

小学生は特に授業中に全員の状況を把握できていないと、授業コントロールが難しくなったりします。

しかし、ZOOMやMeetなどでは1画面に表示できる数に限界があります。また1人1人の画面を小さくしすぎても、表情すら読めないかと思います。

30人相手に授業する場合は、その授業空間の空気感をコントロールする必要がありますので、リモートでは本当に難しいと思います。

いわゆる対面授業と同じやり方では、なかなかうまく進めることができないかもしれません。

ZOOMやMeetなどを使うと、確かに双方向のやりとりが可能ですが、それだけでは授業は成立しません。

私自身は多人数相手にリモート授業する機会は、おそらくないだろうと思います。ですから学校でリモート授業される先生方には頭が下がる思いでいっぱいです。
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