はじめに
自分には関係ないと思っていた
かとぅです。
私は東京都に在住する共働きの会社員。帰宅すれば子ども一人の父親です。
働き方改革が進む現代において、煙たがれる過去の働き方になりつつありますが、20代は早朝5時から終電まで毎日働き、時には土日返上。多忙を極める生活故に、食事には気を使ったことはありません。気を使う余裕が無いといったほうが正しいですね。もちろん、ダイエットなんて自分には一生関係がないと思っていました。
でも、ある時、ふと気づきます。
自身のおなか周りのお肉が増えていることに。
きっかけは、ある時に仕事着であるスーツのスボンのチャックが完全に閉まらなくなってしまいました。
困った私は、お財布とも相談して、すぐにスーツを買い替えるわけにもいかないため、ズボンにおなか周りのお肉をねじ込んで過ごすことにしました。何とかなるだろう…と自身の気持ちを誤魔化しながら。
しかし、私のおなか周りのお肉は成長を続けていき、おなかを凹まして、ズボンにねじこむ悪あがきでは、いよいよズボンのフックが止められなくなってしまいました。挙句の果てには、チャックも全て閉まりません。いつ他人にバレてしまうのかヒヤヒヤしながら、出社していましたが、挙動不審だったと思います。
愛着のあるスーツのズボンが履けなくなってしまう事態に追い込まれた私は、ここでようやく「太った」という事実を認め決意しました。痩せてやると。
ここから、私にとって人生で初めてのダイエット。
おなか周りのお肉ダイエット作戦が動き出していくことになります。
有酸素運動も筋トレもしたくない
おなか周りのお肉ダイエットを決意したものの、私は悩んでいました。
平日は、朝から晩まで働き、帰宅後も土日も家族のケア。ようやく自分の時間が出来たタイミングでは既に、体力も心も疲れ切っていて、ダイエットする気持ちには到底なれません。
どう考えても方向性は一つしかありませんでした。
努力ゼロで楽して、おなか周りのお肉を減らす…!
平日の家族が寝静まった自宅で、静かに一人で方向性を定めました。このあと、いつもの生活リズムの中から聞こえてくる心の声に耳を傾けつつ、私は試行錯誤していくことになります。
まずは、サウナ。リフレッシュも兼ねて大量の汗をかけば一石二鳥でダイエットが期待できると直感がありました。しかし、全くおなか周りのお肉は変化しません。挙句の果てには、ひと汗かいた後のビールが楽しみになっていきました。ひと汗かいた後のビールが最高という体験をしてしまった以上は、もう辞めることは出来ません。私は弱い人間です。
サウナ内で周囲を見渡すと、おなか周りのお肉が立派な方々が多かったです。おそらく同じ様なお考えの方が少なからずいたと思います。私含めて、おなか周りのお肉は、整う気配は微塵も感じられませんでした。
サウナ作戦に効果が見込めないと判断した私は次の作戦に移ります。就寝前の腹筋です。布団の上で腹筋を行い、そのまま気持ちよく寝てしまおう、という試み。
しかし、大学卒業後、約10年ほど、まともに運動をしていない衰えきった私の腹筋では、10回1セットが限度。そんな弱小な腹筋では、筋肉痛にあえなく三日坊主に終わり、次の方法を考えることに至ります。
次なる努力ゼロでおなか周りのお肉をダイエットする方法を求めつつ、某ECサイトのSALEを眺めていると、これは…!という商品が飛び込んできました。
それは、腹筋に電気で刺激を与えてバキバキに割れた腹筋になれそうな錯覚を持たせてくれる、某海外サッカー選手がモデルになっている家電製品です。もちろん、迷わず即購入。
しかし、世の中、甘くないですね。
結果的にいまいち効果が実感できず、さようなら。
後で、妻から怒られたことは内緒ですよ。
もう、ここまで来たら、本格的なランニングや個別トレーニングをやるしかないのか…
行き詰まりを感じた私は、途方に暮れていました。楽しておなか周りのお肉のダイエットする。そんな都合のいい方法なんて無いのではないか。半ば諦めモードになっていきました。
努力ゼロでおなか周りのお肉が減らせた!
おなか周りのお肉に対して、人によっては、「貫禄が出てきた」と言う人がいます。あたかも「年相応の体型だ」と言わんばかりの慰め言葉であり、劣化したおなか周りを正当化させてくれる気持ちのいい言葉でもあります。
ただ、おなか周りのお肉を喜んで受け入れる人は、一部のスポーツ選手などを除いて、一般的な会社員においてはいないのではないでしょうか。
私にとっては、オジサンの象徴であり、不摂生で蓄積してしまった脂肪。ズボンの装着を邪魔してくる天敵とも言えます。
後程、方法はご紹介しますが、私はそんな天敵をやっつけることができて、大きく見た目も変化させることに成功しました。
次の画像は、ZOZOスーツで私の体型の変化を可視化た内容です。
努力ゼロで、約2.5ヶ月程かけて、体重-7kg減。ウェスト3-4cm減に至りました。
始める前は、正直、疑心暗鬼でした。本当に効果あるのかなって。でも、目に見える成果として、おなか周りのお肉が減って大成功です。
ズボンを買い替える事も、ウェストのサイズ調整のお直しに出すこともなく、健康的に楽に、どうやっておなか周りのお肉とサヨウナラが出来たのか、この後からお話をしていきたいと思います。
ぜい肉がつくメカニズム
増える理由
何事も原因があっての対策です。
いつもの仕事と考え方は同じです。
具体的な方法の前に、なぜおなか周りのお肉は増えていくのでしょうか。まずは、原因を探っていきたいと思います。
そもそも、中年以降の男性は内臓脂肪に肉がつきやすいです。
40歳前後では老化の影響が、おなか周りのお肉が増える原因の1つと言われています。
老化によって体の様々な細胞や器官が衰えてしまい、基礎代謝が低下してしまいます。基礎代謝が落ちると、摂取カロリーを消費することができず、余ったエネルギーが内臓脂肪としてお腹に蓄積されてしまいます。その結果、いわゆる中年太りになってしまうのです。
これが一般的によく言われているおなか周りのお肉が増える原因です。
減らない理由
もう一方で、おなか周りのお肉は、1度定着してしまうと、簡単には減らせない側面があります。