ヘンダーソン_睡眠時無呼吸症候群_CPAP療法導入時

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それでは、看護学生ライフを楽しんでください!

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【今回の情報】

S情報
・A氏は「CPAP装着は慣れるまで大変だったが、最近は熟睡できるようになった。日中の眠気も改善してきた。」と話している。
・妻は「以前は夜中にいびきで何度も目が覚めていたが、CPAPを使用してからぐっすり眠れるようになり、私も安心して眠れるようになった。」と喜んでいる。

O情報
・氏名:A氏、男性、68歳、身長170cm、体重85kg、妻と2人暮らし、元会社員、真面目で几帳面な性格。
・飲酒は付き合い程度、喫煙は40年前から1日20本。趣味はゴルフとウォーキング。
・入院前は1日3食とも普通食を食べていたが、現在は疾患に合わせた食事となっている。水分は1日1500ml程度摂取しており、嚥下力は問題ない。
・認知機能に問題はなく、見当識障害や記憶力低下は見られない。
・入院前は夜間のいびきと無呼吸、日中の強い眠気に悩まされていた。現在はCPAP療法により夜間の睡眠の質は改善し、日中の眠気も軽減している。
・服薬は自己管理可能で、指示通りに内服できている。
・コミュニケーションに問題はなく、医療者に対して質問や不安を積極的に相談できる。
・排尿・排便は自立しており、トイレでの排泄が可能。尿意・便意も正常で、尿失禁や便秘はない。
・歩行は安定しており、独歩で病棟内を移動できる。移乗動作や更衣も自立。清潔行動は介助なしで可能だが、背中は洗いにくいと訴えあり。
・薬剤・食品アレルギーはなく、特別な宗教や信仰はない。
・数年前から睡眠時無呼吸症候群を指摘されていたが、放置していた。最近日中の眠気がひどくなり、安全運転にも支障が出てきたため、精査加療目的で入院となった。
・入院後の終夜睡眠ポリグラフ検査でSASと診断され、CPAP療法を開始した。当初は装着に抵抗感があったが、徐々に慣れ、睡眠の質や日中の眠気は改善傾向にある。
既往歴:
・40歳 虫垂炎で虫垂切除術
・55歳 高血圧を指摘され降圧剤を開始
・60歳 前立腺肥大症と診断され、内服治療中
バイタルサイン:
・入院時:BP 158/92 mmHg, HR 78 bpm, BT 36.5℃, RR 16 /min, SpO2 95% (room air)
・入院中:BP 148/88 mmHg, HR 72 bpm, BT 36.8℃, RR 14 /min, SpO2 96% (room air)
・現在: BP 136/82 mmHg, HR 68 bpm, BT 36.6℃, RR 16 /min, SpO2 97% (room air)
内服薬:
・アムロジピン 5mg 1錠 1日1回朝食後
・タムスロシン 0.2mg 1錠 1日1回朝食後
採血データ:
・総蛋白 7.2 g/dL
・アルブミン 4.1 g/dL
・BUN 15 mg/dL
・eGFR 68 mL/min/1.73m2
・K 4.2 mEq/L
・Na 140 mEq/L
・Hb 14.5 g/dL
・WBC 5400 /μL
・T-Cho 218 mg/dL
・LDL-C 138 mg/dL
・HDL-C 52 mg/dL
・TG 120 mg/dL
・HbA1c 5.6 %
・AST 25 U/L
・ALT 28 U/L
・γ-GTP 38 U/L
・CRP 0.32 mg/dL
・PSA 3.2 ng/mL

入院経緯
A氏は数年前から睡眠時無呼吸症候群を指摘されていたが、仕事が忙しく治療を先延ばしにしていた。しかし、最近になって日中の眠気が強くなり、運転中に居眠りをしそうになったり、会議中に突然寝入ってしまったりするようになった。家族からも「夜中のいびきがひどく、呼吸が止まっているように見える」と心配されていた。そのため、上司や家族に勧められ、精査加療目的で○月○日に当院に入院することになった。

治療経過
入院2日目に終夜睡眠ポリグラフ検査を実施したところ、無呼吸低呼吸指数(AHI)が45回/時間と高値であり、重症の閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)と診断された。そのため、入院3日目からCPAP療法を開始することになった。
はじめはマスクの装着に抵抗感があり、「顔に何かがついていると落ち着かない」と訴えていた。しかし、医師や看護師が根気強く装着方法を指導し、徐々に慣れていくことができた。CPAP開始後は無呼吸や低呼吸は改善し、いびきも減少した。
入院5日目には、CPAP装着下での終夜睡眠ポリグラフ検査を再検したところ、AHIは8回/時間まで改善が見られた。また、日中の眠気や倦怠感も徐々に改善し、「以前よりも頭がすっきりする」「集中力が続くようになった」と話すようになった。
現在(入院7日目)は、在宅でのCPAP療法に向けて、機器の管理方法や注意点について指導を行っている。A氏は真面目に指導内容を聞き、手順書にメモを取るなどして理解を深めている。今後は、在宅でのCPAP療法に必要な書類を整え、機器のレンタル業者と連絡を取る予定である。また、退院後の外来通院についても説明し、継続した治療の必要性を理解してもらう計画である。
退院後は、外来通院しながらCPAP療法を継続し、定期的な経過観察を行う。必要に応じてCPAPの設定や管理方法を調整し、睡眠の質と日中の活動性の向上を目指して支援していく方針である。


【アセスメント】

1.正常に呼吸する

〇呼吸数、肺雑音、呼吸機能、経皮的酸素飽和度、胸部レントゲン、呼吸苦、息切れ、咳、痰喫煙歴、アレルギー、自宅周辺の大気環境

・疾患の簡単な説明:
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に上気道が狭窄または閉塞することで、一時的に呼吸が停止または低下する疾患である。その結果、睡眠の分断化や低酸素血症を引き起こし、日中の眠気や倦怠感、認知機能の低下などの症状を引き起こす。
・呼吸数、SPO2、肺雑音、呼吸機能、胸部レントゲン:
現在の呼吸数は16回/分で正常範囲内である。SPO2はCPAP装着下で97%と良好に保たれている。肺雑音は聴取されず、呼吸機能検査では軽度の閉塞性換気障害を認めた。胸部レントゲンでは明らかな異常所見は認めなかった。
・呼吸苦、息切れ、咳、痰:
現在、呼吸苦や息切れの訴えはない。咳や痰の訴えもなく、呼吸器症状は安定している。
・喫煙歴:
40年前から1日20本の喫煙歴があり、呼吸機能への影響が考えられる。禁煙指導が必要である。
・呼吸に関するアレルギー:
特記すべきアレルギーはない。
看護での課題:
現在、CPAP療法によりSASに伴う呼吸障害は改善傾向にあり、日中の眠気や倦怠感も軽減している。しかし、長期的な喫煙の影響による呼吸機能の低下が懸念される。また、68歳という年齢を考慮すると、加齢に伴う呼吸機能の変化にも注意が必要である。
総合的なアセスメント:
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