ゴードン_多発性筋炎_入院6日目

【はじめに】

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・進まない、眠れない、つらい

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時代は進化し、学習方法は増加してます

効率よく学び、人生を楽しもう！

それでは、看護学生ライフを楽しんでください！

ENJOY！！

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【今回の情報】

患者情報:

名前: A氏

年齢: 45歳

性別: 男性

職業: 会社員

病歴:

3ヶ月前より両側の上腕や大腿部の筋肉痛と脱力感が出現。徐々に症状が悪化し、日常生活動作が困難となったため、当院を受診。血液検査や筋生検の結果、多発性筋炎と診断された。プレドニゾロン60mg/日の内服を開始し、リハビリテーションを行うため入院となった。

現在の状況(入院6日目):

・プレドニゾロン60mg/日の内服を継続中。

・筋力低下により、歩行時のふらつきや階段昇降の困難さが残存。

・日常生活動作(更衣、トイレ動作、入浴など)は一部介助を要する。

・リハビリテーションを1日2回、理学療法士の指導のもと実施。

・筋力の改善は見られるが、易疲労性が強く、長時間の活動が困難。

・ステロイド治療による副作用(ムーンフェイス、体重増加、不眠など)が出現。

看護問題:

筋力低下に伴う日常生活動作の障害

ステロイド治療による副作用の出現

疾患や治療に対する不安やストレス

看護介入(入院6日目):

日常生活動作の自立に向けた援助

・機能評価:上肢機能(MMT3)、下肢機能(MMT2)、握力(右10kg、左8kg)を評価。

・動作の工夫:上肢の残存機能を活用し、ボタンエイドやループ付き衣類の使用を提案。下肢は、立位保持や移乗動作の際、手すりや付添い歩行器の使用を勧める。

・目標設定:患者と共に、「1週間後には、上衣の着脱を自力で行う」などの具体的な目標を設定。

・達成状況の確認:目標に対する進捗状況を1日2回確認し、必要に応じて目標や援助方法の修正を行う。

ステロイド治療による副作用の管理

・モニタリング:体重(入院時より3kg増加)、血圧(130/85mmHg)、血糖値(空腹時血糖120mg/dL)を評価。ムーンフェイスや中心性肥満の出現を観察。

・医師への報告:体重増加や血糖値上昇の傾向を医師に報告し、食事管理や運動療法の必要性を確認。

・生活習慣の改善:管理栄養士と協働し、適切なエネルギー量(1600kcal/日)とバランスの取れた食事内容を提案。理学療法士と協働し、筋力トレーニングや有酸素運動(1日20分)の実施を支援。

疾患や治療に対する不安の軽減

・病状説明:多発性筋炎の原因、症状、治療方針について、患者の理解度に合わせてわかりやすく説明。パンフレットや視覚的資材を用いて、情報の定着を図る。

・傾聴:「治療が長引くことへの不安」「仕事復帰への懸念」など、患者の思いを傾聴。共感的態度で接し、支持的な関係性を構築する。

・社会資源の紹介:医療ソーシャルワーカーと連携し、利用可能な社会資源(障害者手帳、就労支援サービスなど)に関する情報提供を行う。

・ピアサポート:同じ疾患を持つ患者との交流の機会を設け、体験の共有やサポート関係の形成を促す。

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【アセスメント】

1.健康知覚－健康管理

〇健康状態、受診行動、疾患や治療への理解、運動習慣、服薬状況、身長、体重、BMI、飲酒、喫煙の有無、既往歴

疾患の簡単な説明:

多発性筋炎は、自己免疫性の炎症性筋疾患である。骨格筋の炎症と線維化により、対称性の近位筋優位の筋力低下を呈する。

健康状態:

入院6日目の時点で、プレドニゾロン60mg/日の内服治療が継続されている。筋力低下により歩行時のふらつきや階段昇降の困難さが残存し、日常生活動作の一部に介助を要する状態である。リハビリテーションにより筋力の改善は見られるが、易疲労性が強く、長時間の活動は困難である。ステロイド治療による副作用として、ムーンフェイス、体重増加、不眠などが出現している。

受診行動、疾患や治療への理解、服薬状況:

A氏は、症状出現から3ヶ月後に当院を受診し、多発性筋炎の診断に至った。診断後は入院治療を受け入れ、治療方針に同意している。疾患や治療に対する理解度は評価が必要であるが、服薬アドヒアランスは良好と考えられる。

身長、体重、BMI、運動習慣:

身長、体重、BMIに関する情報は提示されていない。運動習慣についても不明である。アセスメントのためにこれらの情報収集が必要である。

呼吸に関するアレルギー、飲酒、喫煙の有無:

呼吸器系のアレルギーの有無、飲酒歴、喫煙歴については情報が不足しており、追加の情報収集が必要である。

既往歴:

既往歴に関する情報は提示されていない。多発性筋炎の発症リスクとなる既往疾患の有無などを確認する必要がある。