発達障がいの子どもの父と母の温度差、大切なことは

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初めてのブログ投稿ですが、さまざまな相談を受ける中で感じたことをここで紹介していきたいと思います。

まずは、発達障がいを持つ子どもの親の認識のズレとその対処法についてお話ししましょう。

お子さまの発達障がいについての相談は圧倒的に母親からです。そして、「夫が真剣に考えない!」という声をよく聞きます。

発達障がいを持つ子どもの母親はふだんから接していることもあって、子どもの状況に対してナーバスで悲観的になりがち。一方、父親は母親が気に病むのを気遣ってか、「そんなに気にしなくても…」と楽観的にとらえがち、あるいは問題を母親に任せきりにする場合が多いようです。

互いの意見を尊重して子どもを理解する

このような認識のズレ、温度差は夫婦間の性格の違いや感覚、さまざまな価値観の違いから生まれるもの。

そのギャップを埋めるには、お互いの意見と立場を冷静に捉え、子どもにどうしてあげるべきかを正確に理解することが大切です。しかし、それがなかなか難しい。

それが出来れば苦労しない!という方もおられるかもしれません。最初は冷静に話していても、反応が薄いとついイラだって口論になったり、「君の好きにすればいい!」と投げ出されたり。

子どもの支援を考えようというとき、それは障がいをもつ子がいる家庭に限りませんが、まずは、母親、父親自身が人間的な成長を軸に考えるということです。

支援をはじめると同時に必須な、両親の自己成長


両親、夫婦が互いを尊重しながら協力する。意見が食い違ったら、いったんどちらかの方法でやってみる。もし、会話の雲行きが怪しくなったら、いったん議論を中止する。

両親が自己成長を心がけ、そうした大人の会話ができるようにならなくてはコミュニケーションもうまくいきませんし、支援も前に進まず、すれ違いのままストレスは増すばかりです。

いわば当たり前の事ですが、それを意識し、実践するために、私たちは当事者の方、周囲の方の力になれるように考えています。

皆様の役に立つ情報を提供できるよう、ブログを通じ、カウンセリング・サービスを通じて、引き続き努力してまいります。
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