才能を仕事に活かす

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コラム
前回のブログでは「思考の癖を変える」をテーマに書かせて頂きました。
これまで30~40人と1on1してきて、ストレングスファインダーを意識し始めてから2週間~1ヵ月程度で思考の癖が少しずつ抑えられてる、もしくは良い方向に使えてると実感される方が多いように感じています。

今回は「才能を仕事に活かす」というテーマで書いていこうと思います。

ストレングスファインダーを開発したギャラップ社の調査によると、日本では「熱意ある社員」が6%しかいないという調査結果が出ています。この数字はアメリカの32%と比べて大幅に低いものであり、調査した139カ国中132位と非常に低い結果でした。

※調査の元となった設問
Q1:職場で自分が何を期待されているのかを知っている
Q2:仕事をうまく行うために必要な材料や道具を与えられている
Q3:職場で最も得意なことをする機会を毎日与えられている
Q4:この7日間のうちに、よい仕事をしたと認められたり、褒められたりした
Q5:上司または職場の誰かが、自分をひとりの人間として気にかけてくれているようだ
Q6:職場の誰かが自分の成長を促してくれる
Q7:職場で自分の意見が尊重されているようだ
Q8:会社の使命や目的が、自分の仕事は重要だと感じさせてくれる
Q9:職場の同僚が真剣に質の高い仕事をしようとしている
Q10:職場に親友がいる
Q11:この6カ月のうちに、職場の誰かが自分の進歩について話してくれた
Q12:この1年のうちに、仕事について学び、成長する機会があった

日本の数字が低いことに様々な仮説が立てられると思いますが、
・そもそも自分の才能や強みが何なのかすら知らない
・知っていても業務に活かせている実感がない
・上司は業績が上がれば良いので部下個々人の強みまで気にしていない
といった部分は中々大きな要素を占めているのでは?と個人的に思います。

ただ実際に自分の才能を仕事に活かすステップはシンプルなので、1on1ではこの辺りにフォーカスしてお話することが多いです。
①まず自分の才能を知る
②仕事で活用できる場面を増やす

この時すぐに②のイメージが沸かなかったとしても、例えば仕事外の生活で①→②の練習をしているうちに活気が出てきて生活全体の質が上がることもあります。

なので「今の職場では才能を活かせる場所が少ない。転職だ!」と早々に結論づけてしまうよりも、まずは生活全体を俯瞰した上でご自身の才能を使えるポイントを増やしていく練習を積むことを推奨します。

もちろん、すぐに転職活動するのもアリですけどね!ただ、一見しただけでは「自分の才能が活かせないかも・・・」という局面はこれからも遭遇すると思います。そうなった時に粘り強くアプローチする練習を積んでおくと別の道が拓けるかもしれないので、上に記載したようなやり方を推奨しています。ここはそれぞれのやり方があって良いと思います〇

仕事内容によっては「共感性」「成長促進」「社交性」「コミュニケーション」「自我」「自己確信」「内省」などなど、全然使う場面がないんだけど、どう活かしたら良いの?というものもあると思います。そういう時は一緒に考えましょう!

明確なソリューションが見つからなくても、明日から試せそうなアプローチが複数見つかれば次に繋がります。一旦そこまでをマイルストーンとして進めてみませんか?

興味があればお気軽に連絡ください^^
最後まで読んで頂きありがとうございました。




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