FXで「買いを入れると、チャートが下がって負ける」
「売りを入れると、チャートが上がて負ける」。これが、だましなの?なぜだましは起こるの?
そのような疑問にお答えします
この記事では
・FXのだましはなぜ?仕組みを解説
・FXでだましを避ける方法
を紹介します。
この記事の信頼性
・この記事を書いている私は、ド素人でFXを始めました。初めは、もちろん上手くいきませんでした。
・FXトレード教室で学び、検証を重ねて、日足トレードにすることで毎年黒字です。
FXでチャートが上がると思って買えば、チャートが下がって負けるし
チャートが下がると思って売れば、今度はチャートが上がって負けるし「誰かみてるの?」って思う時がありますよね。
今回は、FXの「だまし」は、なぜ起こるのか?
だましの仕組みを知り、だましを避けたい人は、最後まで読んでみてください。
FXのだましはなぜ起こる?仕組みを解説
まずは、だましの仕組みの前に「レンジ相場」を説明します。
レンジ相場
レンジ相場とは、同じ値幅を行ったり来たりして、上下にチャートが動いている状態です。
下のチャートをご覧ください。
・下の赤い点線ラインがサポートライン、上の青い点線がレジスタンスラインと言われています。
・上向きの赤い矢印は、チャートを押し戻そうと買いの勢力が強い状態です。
・反対に下向きの青い矢印は、売りの勢力が強い状態です。
そして、レンジ相場は必ずブレイクします
上下のレジスタンスライン、サポートラインを超えたところを狙うのが、次に説明するレンジブレイクです。
レンジブレイク
初心者の方でも、聞き覚えがあるのではないでしょうか?
レンジブレイク手法を説明します。
先ほどのレンジ相場から、抜けたところを狙うのが「レンジブレイク手法です」
下の図では、チャートがレンジ相場から、レジスタンスラインを超えた(赤の矢印)で買い(ロング)を入れます。
上の図では、トレーダーの多くが買いを狙っています。
実は、そこが「だまし」の原因です。
FX「だまし」の仕組み
「だまし」の仕組みを、説明しますね。
少し、おさらいです
・レンジ相場という、決まった値幅で上下にチャートが動くいている状態がある。
・レンジ相場は必ずブレイクするので、ブレイクしたところを多くのトレーダーは狙っている。
チャートを動かすほどの大手機関投資家は、多くのトレーダーが狙っているブレイクアウトを更に狙っています。
下の図は、AUDJPYの1時間足です。
・上記のチャートを見るとサポートラインを超えて、トレーダーの多くは売り(大陰線)を入れています。
・少しもみ合いがあるが、大きな買いが入って(大陰線)サポートラインへと押し戻しています。
これが「だまし」になります。
①サポートラインを超えた
②多くのトレーダーは、売りを入れる
③機関投資家は、莫大な資金で買いを入れて、チャートを押し上げる
④多くのトレーダーは、損切りに合う(勝手に買わされる)
⑤更にチャート(買い)が伸びる
⑥機関投資家は、伸びたところで売りを入れて手仕舞いする。
このように大手機関投資家は、明らかにブレイクする場所を適度な間隔で狙ってきます。
チャートを上下に振って、混乱させて利益を得るのです。
FX だましを避ける方法は
FXのだましを避ける方法
①トレードの時間軸を長くする
②損切を入れるトレードをする
③時間軸を長くした検証をする
一つずつ説明しますね
トレードの時間軸を長くする
トレードの時間軸を長くするです
5分足、30分足、1時間足などの方は、日足にしましょう
理由は
短期足(5分・30分・1時間など)だと「だまし」に合いやすいから
下の図は、先ほど紹介したAUDJPYの日足です。
黄色で囲っている「十字」が、先ほどブレイクアウトした個所になります。
日足で見ると「十字」ですが、これで「売り」に入ります?(1時間足なら私も売りに入りますけど…)
日足だとこのように「だまし」にあう確率は、相当避けられます。
日足で「長いひげ」が出ている場合は、「だまし」が出ている個所が多いので、確認してみてください。
損切りを入れるトレードをする
だましのダメージを最小にするため、損切りを入れるトレードをする
たまにFX商材で「損切を入れないトレード」を見かけます。やめましょう、リスクが高すぎます。
例えば、下記のような場合
・サポートラインをブレイクしたので売る
・その後、押し戻されてチャートが大きく上に行く
・損切りに気づかなければ、キャッシュアウト
だましのダメージを最小限にするためにも、損切りを入れるトレードをしましょう
時間軸を長くした検証をする
トレードの時間軸を長くした場合、検証をする
レンジブレイクやダウ理論を狙ったトレード手法なら、時間軸を長くすれば「かなりの確率でだましを避けられます」
検証する理由は
・短期足ほど「だまし」は多くなっていることがわかる
・長期足で検証することで「だまし」にかかりにくいと自分で確認できる
長期足に変えて検証してみましょう
検証については、こちらで詳しく説明しています
FXトレード検証のやり方5つの手順【勝ち越し兼業トレーダーが解説】
FX だましを避けて トレードを楽しもう
FXトレードでチャートを見ていて、「だまし」の仕組みを分かっていると、「だまし」の個所が分かります。
FXのチャートを操作できないのは、わかっていますが…なんか「やられた感があって」悔しいです。
私も初めは1時間足でトレードをしていましたが、日足に変更することで「だまし」に合うことがほぼなくなりました。
短期足のトレードをして、負けている方は「日足トレード」がおすすめです。
今回は、以上になります