異次元レベルの少子化対策が絶賛進行中、らしい。

　親の遺してくれたお家を片付ける、ついでと言ってはなんだが、自分の家も片付けるということでリセットのために５月末までお休みをいただいている花きゃべつです。

　今日は、ちょっと休憩が取れたので久々にブログ投稿です。

　異次元レベルの少子化対策が絶賛進行中、らしい。のですが。

　忙しい合間にニュースを見てみると、あら、新しいお役所出来てます？

　税金をいくら投入してくださったのでしょう(笑)。

　年収がこれから良くなりそうな公務員の皆様の笑顔はじける、春の門出。

　お金が増えたら、、、、子育てに励んでくれそうな年齢の人があまり立っていなかったような気もしますけれど(笑)。

　で、なんか広くご意見を募集しているみたいです。

　ただ、子供や若者の意見を政策に取り入れることを目標としているので、小学１年生から２０歳代までの若者だけが対象なんだってさ。

　つまり、還暦すぎたおばあちゃんの話なんて、聞きたくないと言われているみたいでしたわ(笑)。

　それでブログに書きにきましたよ(笑)。

　よっこらしょ。

　たぶん、欲しいのは

『こども家庭庁を作ってくれて、うれしいと思った♪』

　みたいな、可愛い声、なんでしょうね。

　奨学金のこととか、育休のこととか、色々と考えられている、とマスコミも報じていますが。

　意地悪なおばあちゃんは、なんだか全然異次元レベルじゃないなぁと思っているんです。

　ふだんはお客様くらいとしか、若い人となかなかふれあう機会もないのですが。

　３月末日、近所に引っ越してきた若いご夫婦（複数）がごあいさつに来てくれました。田舎とはいえ、ご近所は良い感じの住宅地なんです。花きゃべつの家は、その外れにあるゴミ屋敷です（但し、ゴミを家の中だけに留めてあります。良心的でしょう、エッヘン）。

世帯年収１０００万以上クラスに見える若夫婦に、お子様１～２名の組み合わせがほとんどです。まぁ、ローンを組んで新築の戸建てを購入可能である、生活に困っていなさそうな若いファミリーです。

　で、たぶん｛育休を政府が取得してね、って言っている｝からね、と育休の申請も通りそうなホワイト企業に働いている、かもしれない。

　↑　なんとなくの邪推かもしれませんが。

たぶん、岸田総理とか政府のお偉いさんは、そういう若いファミリーをモデルケースにしているんではないかなと思います。周囲にそういう人しかいないんで、仕方ないのかもしれませんが。

（どなたか覇気のある公務員の人が、ネガティブなデータも指し示して教えてあげていただきたいものですが、干されたら困るでしょうしねぇ）

　陽の当たる所は、上級国民からも、眺め降ろしてくれています。

　では、陽の当たらない所はないかな、と考えてくれたのでしょうか。

　コロナ禍の約３年くらい、倒産した企業、自営業でなけなしの店をたたんだ人、職を失った人、ゴタゴタで離婚、別居をした人、シングルマザーで放り出された人、

　それらみんな、お子さんがいたり、いなかったりしているんですとかちゃんと想像してくれているんでしょうか。

　大学を諦めたとしたら、まぁ奨学金は関係ない。だから、奨学金返済のありがたい改善がその人には役に立っていません。

　育休、←仕事をしていなかったら関係ない。自営業もしかりですよね。ねぇ、育休もらえない人には、手当もひっくるめて関係ないんです。

　正社員じゃないから、この春の昇給の流れの恵みが来なかった人だっているわけなんですけれども。

　他にも、見て欲しい考えて欲しいデータもあります。

　出生率を上げるためには、中高年の自殺の多さには、いったん目をつぶったとしても。

（いや、その人たちだって、この日本に住んで生きながらえたくないと絶望した人間の数として尊重するべきですが）

コロナ禍の約３年、若年層、シングルマザーの自死（自殺）がかなり多かった、つまり助けられなかったわけですから、そこを何とかできる施策になっているか確認作業してくれたんでしょうか。

　あと、ここからは、もっとイレギュラーなことを言わせてもらいたいです。

　かなり少数だから、目が届かないかもしれませんが。

　親にも先生にも怒られそう、学校だって退学になるかもな人は、”道徳に反している”みたいな感じで、法律の正当な保護に値しないみたいに思うのが本筋ではあるのでしょうが。異次元レベルというのなら、一応助けようかなくらい、検討してくださっていればありがたいんですが。

つまり、不良少女とか、周囲に祝福されない、望まれない恋愛、妊娠、出産する（した、するだろう）人達が一定数、いるんです。

頑張ったけど、親の反対を押し切って食い詰めている若いファミリー。たぶん、一定数、いるんです。

　親に黙って、若くして妊娠して、どこかのトイレでひそかに出産して、へその緒で自分の子の首を絞めている若い女性。

　やれば、れっきとした犯罪です。

　でも、その犯罪を進んでやる目的で、妊娠する人はほぼいないのでは。犯罪うんぬんではなく、倫理観うんぬんじゃなく、目の前の危機を助けて猶予を与えてあげて欲しいんです。

追い詰められて。相談できなくて。親に叱られたくなくて。相手にも話を聞いてもらえなくて。（なのかなぁ位しか自分には想像できませんが）

今までの制度、これからの制度から零れ落ちて救えない人がいないかな、と再度ご賢察いただきたいと思います。

　こどもの命、大事なんでしょう？

　まさか、めっちゃ稼ぐ大企業に就職でき、税や社会保険も相当払ってくれる若い世帯だけ（それを形成できそうな若い人だけ）守りたいわけじゃないんですよね？

　今は、ダメダメで恋愛も避妊も失敗したかもしれない人たち、

　出産と育児と稼ぐことと自分の人間らしさを保つことを頑張らなきゃと歯を食いしばっているのに追い詰められちゃった人たちにも光を当てて欲しいです。

　別に、その人たちにどっかりと金を無償で差し上げろとまでは言わないです。親や先生の忠告も聞けなかった、普通に過ごして多少、自分たちの身勝手を抑制しようとしていたら、そんな目には合わなかった、のかもしれません。犯罪すれすれ、かもしれません。

　ですが。

当面をしのぐためのお金、生活基盤をお安く貸与でもして、窮地を救ってあげてほしいです。

　なんなら、駆け込み寺のように方針を決めてよりそって、しばらく生活保護申請を手伝ってあげるとかしてほしいです。

　陽の当たる道をまじめに歩いてきた人は素晴らしいですし。

　そういう人たちが一番税金を負担してくれているのかもしれませんが。

　子供の命、追いつめられた人の命、待ったなし、なんだと思うんですよ。（ペナルティや貸しつけた金の返済は、後できちっとやっていただけばいかがでしょうか）

自殺者を減らす、どこのどんな人であろうと価値があるわけですから（もちろん、ご本人がもうそれすら信じてくれなくて本気で死にたいと言ったとしても）、なんとか日本で楽しく生きて暮らしていこうかなという気持ちになれる国にしてくれたら、人口もちょっとは持ち直すと思いますけれども。

　ええ、ババアなんで、このくだらない発想の責任は取れんけど。

　来週から、自分の持病のためにシビアな検査が数件あるので、とりあえず憎まれ口をたたけるうちに書いておきました。

　皆様、お元気で楽しくお過ごしくださいませ(*^^*)。

　また、お会いしましょう♪