【デジタルマーケティングとは?】意外と話せない基本情報を解説

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ビジネス・マーケティング
こんにちは!株式会社タカマサの青山です。

近年、主流になってきている「デジタルマーケティング」

🌀そもそもこれってなんなの?
🌀マーケティングとの違いはなんなの?

などの基本的な情報から手法、戦略まで解説したいと思います。

✔︎そもそもデジタルマーケティングとは何か、Webマーケティングとの違いとは
✔︎デジタルマーケティングが注目を集めた背景と最新トレンド

この2つを押さえていただければと思います!

デジタルマーケティングとは?

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デジタルマーケティングとは、デジタル化できる情報を活用したマーケティングのことです。

インターネットが人々の生活に浸透し、消費者の行動データや実店舗のPOSデータだけでなく、Web上の行動データも具体的なものとして取得できるようになりました。企業活動を進めていくうえで、これらのデータを使わない手はありません。

ではデジタルマーケティングを進めるためにどのような手法を取り入れていくのか?ですが、その手法は非常に多岐に及び、自社の商材や市場環境・リソースなどと照らし合わせて、最適なデジタルマーケティングの手法を見つける必要があるでしょう。

デジタルマーケティングの基本

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デジタルマーケティングとは、消費者の行動から得られる「デジタル化できる情報(データ)」を活用したマーケティング手法のことを指します。

活用されるデータには、消費者のWeb上の行動データやモバイル端末から取得した位置情報データに加えて、実店舗のPOSデータなどオフラインの消費者の行動データも含まれます。

これらの蓄積されたデータを分析〜検証することで、
🌟実行したマーケティング施策に対して、どのような効果があったのかを、「定量的」にそして「即時的」に判断することが可能になります。

例えば、新聞広告をイメージしてみてください。一度に多くの読者に広告を訴求することができますが、具体的にどれくらいの読者に見てもらえたのか、結果的にどれだけ購買に繋がったのかといった費用対効果を、具体的に把握することはできません。

一方で、デジタルマーケティングの代表的な手法である「リスティング広告」や「ディスプレイ広告」であれば、出稿した広告に対して、どれだけリーチができたか、どれくらい広告がクリックされたのか、顧客を獲得するのにいくら費用がかかったかなど、
🌟広告の成果計測をリアルタイムで行い、PDCAを回していくことができます。

また、デジタルマーケティングは、Web上での行動把握だけでなく、リアルな消費行動のデータと融合させて、企業のマーケティング活動を最適化をさせていくことも可能です。

例えば、お店のレジで商品が販売されたときに記録される「POSデータ」を活用することで、「いつ」「どこで」「何が」売れたのかをリアルタイムで把握することが可能です。ポイントカードやアプリを活用して自社の会員としての購買履歴をとることで、顧客の年齢や属性データを組み合わせて分析を行うこともできます。また、「Tポイントカード」や「Ponta」といった加盟会員カードと紐付けることで、他加盟店での購買情報と組み合わせた分析も行うことができます。

このように、蓄積されたデータを分析〜検証することで、
🌟実行したマーケティング施策に対して、どのような効果があったのかを、「定量的」にそして「即時的」に判断することが、デジタルマーケティングの基本的な考え方と言えるでしょう。

デジタルマーケティングが注目を集めた背景

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「デジタルマーケティング」は、2009年頃から広告代理店が「インターネットマーケティング」からシフトをして発信をし始め、2023年現在では多くの企業から高い関心を集め、「経営戦略の重要な要」として捉えられています。

🔴では、デジタルマーケティングはなぜ注目を集めるようになったのでしょうか。

かつてマーケティングと言えば、チラシやカタログを利用した広告や、テレビCMやラジオCMを利用して幅広い層に認知を拡大させる「マス・マーケティング」、実店舗での「販売促進・PR」が主流でした。

しかし、インターネットの台頭、最近では「4G」、「5G」「LTE」といった高速通信技術の発展やスマートフォンの普及により、消費者の購買行動は大きく変化しました。そこで台頭してきたのが、「デジタルマーケティング」の考え方です。

例えば、何らかの商品やサービスを購入しようと思った時に、消費者はWebサイトやSNSをチェックし、商品のスペックや口コミやレビューといった情報を把握した上で、実店舗に足を運ぶ・営業マンの話を聞きに行くといった行動を取るようになりました。

また、ECサイトやAmazon・楽天といったインターネット上のモールで購入まで至る「オンライン完結型」の購買行動も増えています。

そのため、消費者の行動を深く理解し、オンライン・オフライン問わずに「企業」と「消費者」がいかにコミュニケーションを取れるかが重要になってきたのです。

最近では、アプリ上で店頭で使えるお得なクーポンやキャンペーン情報を発信することで、実店舗へ誘導する「O2O(Online to Offline)」や、実店舗とオンラインの垣根を無くして様々な流通経路から顧客と接点をもつ「オムニチャネル」の重要性も高まっています。

Webサイト上の施策だけでなく、オンラインとオフラインを連携させて、いかに全体のマーケティング施策を最適化させていくかが、これからの企業の経営戦略に求められていると言えるでしょう。

Webマーケティングとの違い

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デジタルマーケティングとよく似た言葉に、「Webマーケティング」があります。どちらも同じような意味合いで用いられることが多いのですが、厳密に言うとデジタルマーケティングは、Webマーケティングの上位概念にあたります。

Webマーケティングが、自社のWebサイトやECサイトといった消費者のWeb上の行動データを軸としたマーケティングなのに対して、デジタルマーケティングは、Webサイト上に留まらずオンライン・オフラインの様々なデジタルチャネルを含めた包括的なマーケティングと言うことができます。

デジタルマーケティングの最新トレンド

デジタルマーケティングを語る上で、欠かせない大きな動向があります。

🌟「新型コロナウイルスの影響」です

新型コロナウイルスの影響で、今まで以上にデジタルマーケティングの重要性が高まっています。特に、実店舗への来店を軸とするビジネスモデルをもつ業界は大きな変化を迫られています。

顕著に現れているのが、「飲食業界」です。人と人との接触を防止する観点から、店内での飲食行為に一部制限が課せられたため、飲食業界は非常に大きなダメージを受けました。

そこで加速しているのが、「Uber Eats(ウーバーイーツ)」や「出前館」といったデリバリーサービスや、Webサイト(アプリ)から事前に予約・決済した上でテイクアウトができるシステムの活用です。

日本全国にデリバリーサービスを展開する「出前館」では、感染症拡大防止のために在宅が推奨されるようになった2020年3月の月間注文数は約303万件となり、前年同月比の121%アップを実現しています。また、店舗からの問い合わせも平時の約3〜4倍に増加しています。

従来の収益の柱であった店舗への集客が見込めなくなったことから、
🔴デリバリーサービスやWebサイトなど、デジタル上でいかに消費者と接点を持つかが重要になってきていると言えるでしょう。

また飲食業界だけでなく、スーパーなどの食料品や日用品を扱う「小売業界」でも、新型コロナウイルスによって、ビジネスモデルの変化が起こっています。

例えば、流通大手のイオンではネットスーパーの売上目標(2021年2月期)を、前期比の50%増まで引き上げることを明言しています。

このように新型コロナウイルスの影響で、もともとWeb上での集客を要としていた業界だけでなく、実店舗をもつ多くの業界でデジタルシフトが進んでいます。オンラインとオフラインを融合させて、いかにマーケティング活動全体の最適化を図るかが重要になってきています。

終わりに

いかがだっだでしょうか?
デジタルマーケティングについて少しでも理解が深まりましたら幸いです。

これkらの時代、マーケティングは必須のほか、デジタルマーケティングの重要性はご理解いただけたと思います。

弊社ではマーケティング戦略から制作、実行まで一貫して請け負っています。
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