人間の火の精神は羊、獅子、射手の3つの要素でできている

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人間の精神には自己主張、自己中心、追及この3つあると言っていい。この要素を良い例えたらインパクト、ドラマ、ロマンと言えばいいか。
それが牡羊座、獅子座、射手座に当たる。
牡羊座は数秘1で手前の完全に個が調和した魚座の無の海から個が存在を現す段階であり、凸(突)撃の勢いだ。1は最も鋭利な数と言っていい。手前の魚座の調和に固執しすぎては主導性を失い摩擦もとい戦いを避けることになる。この世に個として存在を示すこと自体がそもそも摩擦を意味し闘争であるということだ。1は原初の数であるので先取りを求めるしどの数よりも先行するので無(魚)から有(羊)と言える。牡羊座の最初の方に天体がある人は直観に恵まれる傾向があり、アイディアに優れたの数学、物理学者に多い。
ここに天王星がある時期(2018年ぐらいまで)は驚かされるような迫力と映像展開、スピード感のある優れた映像作品が多かった。
存在を顕現する際のスリリングな衝動性ともいえるかもしれない。
牡羊座における説明はシンプルになればシンプルになるほど適当であると思う。その本質は恐らく驚くほど単純で純粋なのだと考えている。

獅子座は数秘5なのだが、これは自己中心性を意味しているがここでいう自己中心は自分を中心に持ってくる力であって利己性とは別である。
人はワクワクしているとき周囲が分からなくなるレベルで熱中してしまうことがある。そのワクワク、面白い、楽しいと言った感覚が獅子座特有のものなのだ。そして自分が中心になっている感覚というのはドラマ性を帯びており、人生の主人公感覚と言えるだろう。また面白さの本質が演技性にあるということも獅子座の特徴が強い人を見ているとよくわかる。
自分がたまに見ていたネット上で面白いと言われる部類の人は全員獅子座に太陽orステリウム(天体集中)で、良く演技しているとか、声がうるさいとか言われがちであった。
こういったアンチの轟きのある人間は壇上が適正であるしその自覚があるだろう。
オバマ元大統領のようなスピーチのうまさ、ロバートプラントのような爆発的歌唱力、マイケルジャクソンのような煌びやかな華やかなスター性。
全てが獅子座の要素であり自分を中心にする力である。ここに影響力のある天体が絶対に存在する世代(天王星獅子、冥王星獅子)はもう還暦以上なのだが、土星以下の天体が集中する人はこれからの時代レアになってしまうその個性を活かしてほしいと思う。【正直羨ましいです。】

射手座は数秘9なのだが、これは簡単にいえばロマンであり抽象哲学的答えをずっと求めたいという人間の本能だ。よく哲学好きの中にそれこそが全ての源、科学すらそれと変わらないみたいなことを言う人がいる。
少し誇大性が強く出てしまった人だろう。射手座は誇大性とも関係する。
だが哲学というか哲学性そのものはそもそもが人間の精神の本能の中に存在しているものだ。
射手座の中間(11-15)、はいわばピークにおいては失われた古代の叡智を追及、発掘、再評価する流れである。
ヘシオドスによれば人はかつて黄金の時代に生きたという。これは太古に神々と人間が共にいた至福な時代だったという。
射手座の誇大性と追及性の根は恐らくは神的なものに対する純粋な恍惚心なのだろう。それがロマンの正体なのだと考えている。
ソクラテスは善く生きることを説いた。
善く生きるため、神的なものに近づくための思想の活性化、それが射手座的なものなのではないだろうか。



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