持続化補助金コロナ特別対応型更に充実

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小規模事業者持続化補助金(持続化補助金)、コロナ特別対応型の公募要領が6月15日に改訂されました。

本当に今年の持続化補助金は改訂が多くその都度補助内容が変わるのでこちらも必死です。

今回の改定のポイントは「事業再開枠」についてです。

5月の改定でも事業再開枠の事は書かれていましたが、
具体的な内容が今回初めて出てきました。

結論から言うとこの事業再開枠はすごいです。

何がすごいかというと自己負担割合が無いのです。
持続化補助金は補助金事業のうち通常は1/3、コロナ特別対応型でも1/4は自己負担をしなければなりません。

しかし、この事業再開枠は掛かった費用の全額を補助します。
ただし限度額は50万円までです。

事業再開枠で補助される項目は簡単に書くと下記のようなものです。

・消毒費用(除菌剤、アルコール消毒液などの購入費含む)
・マスク費用(ゴーグル、フェイスシールド等含む)
・清掃費用(外注費、手袋、ごみ袋石鹸等)
・飛沫対策費用(アクリル板、ビニールシート防護スクリーン設置等)
・喚起費用(換気扇、空気洗浄機等の購入)
・その他衛生管理費用(ユニフォームのクリーニング代、ペーパータオル、非接触型システム購入費等)
・PR費用(感染防止のPR用ポスター、チラシ等)

この内容を見て私は、
「これ既にうちの会社導入してる!」
と思うようなものばかりでした。

つまり、来店や社員のいる事務所などで当たり前に行っているコロナ対策についての費用を補助してくれるのです。

これってすごくないですか?

しかも特例事業者に対しては上限100万円まで補助されます。
特例事業者とは

・屋内運動施設 (スポーツジムなど)
・バー
・カラオケ
・ライブハウス
・接待を伴う飲食店

になります。

事業再開枠について今まで私もそこまで意識をしていなかったのですが、
この公募要領を見てますます今年の持続化補助金は国の本気度が違うと感じました。

ちなみに事業再開枠をもらえる条件はコロナ特別対応型の補助金申請が採択された方になります。

既に採択された事業者も対象になり、遡及措置も行われます。

5月14日以降に請求、発注、購入したものまでさかのぼって申請をすることが出来ます。

ちなみに当社のアクリル板を購入した日付が…
5月15日!

ぎりぎりセーフでした!

ただ、4月にはコロナの影響は大きくなり先んじて対策をしていた事業者もたくさんいます。

来店や社員さんに少しでも安心してほしいという気持ちで4月の初旬にはアクリル板設置や消毒作業をしている方も大勢います。

その方々の補助まで出来ないのはどうなのかなと思います。

今年度は流動的に公募要領が改訂するので、
その点も考慮に入れてほしいと切に願います。

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