大学生の就職ランキングで人気なのは
未だに「安定」した企業となっています。安定した企業を全て否定はしませんが、これからは過去の状況は一度リセットして考えたほうが良い時代に向かっていきます。
というのは、政府がまとめた働き方改革によると、2035年までには雇用が無くなり、自ら起業するか生活保護かの2択しかない時代がやってくるということです。ざっくりな表現で恐怖を煽っているように感じたらごめんなさい。
しかし、強ちウソではないのです。
昭和の時代、終身雇用制度が敷かれ、はたまた退職した後には恩給が付いていた民間の企業等がありましたが、今や過去の幻想になりつつあります。
平成の時代、定額の給料制から年俸制に変わってきた企業が多いことはご存知でしょう。更には年俸制から全額歩合制なんて企業も出てきました。もはや、正社員である必要はなく、アルバイト・パートと待遇は変わりませんね。
何故、こういう流れになってしまったのか?
私が考える原因としては "島国根性的生産活動をやめてしまったから" と考えます。異論はたくさんあるでしょう。でも、現実的に突出した利益は出ないものの安定した収益を確保していた昭和のもの作り産業は戦後において日本に高度経済成長をもたらしました。かつ、90年代のバブルまで続いています。
経済の破綻は様々な要因が関わるので、もちろんこれだけとは言いませんが、日本人気質の仕事における良い面が儲けだけのために思考が変化し、生産を海外に移譲して利益を拡充していく流れが結果として国民総生産的思考を無くしてしまいました。
今回のインバウンド挫折も同じ結果です。国内で回っていた観光業が外国人の需要の増加にあやかってシフトしたものの、コロナ禍により簡単に頓挫してしまうように根こそぎ弱体化してしまいました。
昔ながらの町工場や代々受け継がれてきた観光業が一番分かり易い敗退事業の産物となりますが、現代では弱小のみならず上場している大手企業でさえ胡坐をかいている状況ではなくなってきたのはご存知だと思います。
ではこれから私たちはどうやって働いて行ったら良いのでしょうか?
答えは簡単ですが難しくもあります。
え!?
ナニ言ってんの???
こんな問いが返ってきそうですが、これはその人の解釈によって異なるということです。
世の中にはポジティブマインドの人とネガティブマインドの方がいて、間のどっちつかずの方もいますよね。なので、それぞれの思考によって働き方の選択が自ずから決まってしまい、格差が生じてしまうことは避けられない事実となってしまうのです。
更にいうと、この時期をチャンスと捉えるか、ピンチと考え怯えてしまうかのどちらかに決められてしまうということです。もちろんネガティブがポジティブに化けるということもありますので、限定はしません。
ちょっと視点を変えると、これまで企業に勤めてきた方でちゃんと安定した給料をもらい、適当な貯金もある… これはこれで今の時点では大丈夫なので、これからをどう生き抜いていくかにフォーカスすれば良いでしょう。
そうじゃない方、パート・アルバイトしか出来ていなくて毎日の生活でいっぱいいっぱいの方は要注意! いや危機的状況と考えるべきでしょう。
これから、何をどうすれば良いのか?
次の機会にそのヒントを綴りたいと思います。
ヒントを一つだけ… 「ネット」です。
な~んだ、と声が聞こえてきそうですが(笑)
次の投稿をお楽しみに!