Q:歌って才能?それとも努力?A:答えは筋肉です。

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音声・音楽
みなさん初めまして!Mai2326と申します。

ココナラでは主にMV制作の仕事を行なっておりますが、
本業は声楽家・ボイストレーナーを行なっております。

今まで数百人近くの方のボイトレを行ってきた経験を活かし、
歌いたい!と思う皆さんに役立つ情報をこれから公開していきます♪

歌は結局スポーツである事実


歌を歌いたい!と歌い始めて、独学で練習をしたり、
ボイトレに通ってみたりして、きっと一度は考えるであろうこと。

「私って才能ないのかな…」
「歌なら出来ると思ったのに、全然上手くならない…」
「あの人は若いのにあんな風に歌えてる、私は全然…」

これってなんで皆同じことを思うんだろう?と思って色々と考えたり、
色んな人の意見を聞いて、ある日閃きました。

「歌って結局スポーツなんだ!
だけどほとんどの人は、歌は何か特別な物のように捉えてるだけなんだ!」

という事が分かった時、やっと色んな事が理解出来ました。


例えるなら、めっちゃ野球が出来る人と自分を比べて、
「全然私は野球が出来ない…才能ないのかな」
「野球なら出来ると思ったのに、全然上手くならない」
「あのプロは若いのにあんな風に打ててる…でも俺は全然…」
って比べてるだけなんだという事実。

歌は特別だという思い違い


上の例を見て、
正直「え、この人野球めっちゃ上手い人と自分を比べて自分は才能ないとか言ってる…?」という気持ちになった方。

正解です。

でも、何故か歌に置き換えた途端、みんなその事を忘れるんです。

「でもやっぱり才能があれば歌えるはずなのに…!」
「歌だったらすぐ歌えると思ったのに、できない自分はダメだ」
「若いのにあんなに歌えてるのに、俺は才能がないから歌えないんだ!」

っていう感じになってしまうんです。

でも、歌も野球も全く同じです。

・それぞれの骨格、筋肉のつき方、日々の生活での筋肉の使用方法がプレー(歌)に関わってくる
・プレー(歌)時に筋肉を使う
・緊張によって筋肉が上手く動かないと練習通りにプレー(歌)できない
・若い頃からプレー(歌)している方が上手くなりやすい

こうやって考えると、スポーツで良いとされている事を、歌でも行っていけば、歌はどんどん上手くなっていくんです。

歌をスポーツとして捉えた時に考える事と、筋肉について


歌をスポーツだと考えると、
・酒を飲みながらカラオケする
・徹夜してるのに歌う
・十分な準備運動をしてないのに歌う
・筋トレもしてないのにガムシャラに歌う、そして痛める
・緊張して筋肉に変な力が入ってるのに無理に歌う
・健康状態が悪いのに歌う

これらが全然ダメなことだと気付けると思います。
そして、どんな事をやっていったら良いのか?という疑問が湧いてきます。

そしてここでタイトルが出てきます。
「答えは筋肉です」


健康に気を使いつつ、
睡眠をしっかり取り、
栄養バランスの良い食事を摂って体づくり、
余分な力が入ってる部分をマッサージして力みを取る、
歌うために必要な筋肉を鍛えていく、
そして実際にプレーする際の緊張に慣れて変な力みが入らないようにすれば、必ず歌えるようになっていきます。


ただし、ここで一つだけ難しい点があります。

歌うために必要な筋肉は、
その人の今までの人生によって、筋肉が付いている部分と付いていない部分があったり、筋肉が固まってガチガチになってる事が多いです。

例)バリバリ鳴る声で下顎に力が入りまくってる親をお持ちの場合、
同じようにバリバリした声で下顎がガチガチになってる方が多いです。

こういう方に、「声帯は鳴らした方が良いです!」とレッスンすると、
余分に声帯を鳴らしすぎて、苦しくてただうるさいだけの声になってしまったりします。
ですので、下顎周りを優しくマッサージしたり、足りていない裏声の筋肉を鍛えるトレーニングを主に行ったりする、という調整が大切です。

つまり、自分の現在の状態(骨格、筋肉の付き方、普段使っている歌の筋肉のバランス)を理解し、自分に必要なトレーニングを行っていくのが大切です。

そのために、他の方に聞いてみたり、もちろんボイトレの先生に聞いてトレーニング方法を考えてもらうと良いと思います。

最後に

今回は、
「歌はスポーツである」
「つまり歌をプレーするためには体作りと筋肉が必要である」
というお話をしました。

ぜひこの考えを元に、楽しく練習して歌っていってみて下さい♪

最後まで読んで頂きありがとうございました!
Mai2326
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