浮腫(ふしゅ)って何?

記事
コラム
最近の依頼主から「浮腫が何かわかりません」というご質問がありましたので
回答いたします。

 浮腫(むくみ)は、体内の組織(血管の外の細胞の間)に余分な水分がたまることで起こる症状の一つです。
 これは、術後・敗血症などの侵襲や体内の血液循環や塩分バランスの乱れによって引き起こされることがあります。食事は、浮腫の発生や症状の重症化に影響を与えることがあります。 

塩分摂取

 食事に含まれる多量の塩分(NaCl)は体内の水分量を増やし、浮腫を引き起こす可能性があります。特にコンビニで売っているような食べ物、加工食品や外食では、隠れた塩分が多く含まれていることがあります。塩分を控えることは、浮腫を予防するために重要です。

水分摂取

 適切な量の水分摂取は、体内の水分バランスを維持するのに役立ちます。不十分または過剰な水分摂取は浮腫の原因になる可能性があります。心不全が悪い例です。

食事の栄養バランス

 栄養素のバランスの良い食事は、体内の水分バランスを維持するのに役立ちます。特に、過剰な糖分や加工食品、トランス脂肪酸などの不健康な脂肪は、炎症を引き起こし、体内の水分循環を乱す可能性があります。

タンパク質摂取

 タンパク質は、体内の液体バランスを調整し、浮腫を予防するのに役立ちます。十分な量のタンパク質を摂取することは重要ですが、過剰なタンパク質摂取も逆効果になる可能性があります。

 ご依頼があった方には術後侵襲や敗血症による浮腫の機序、浮腫が起こった時の観察点などについて回答いたします。
 ご興味がある方はご依頼の程、よろしくお願いいたします。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す