「霊感」は結局なにをどう捉えているのか? 霊的に見た諸々の構造【アンノの手記】

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アンノです。
前回は、魂と霊体(アストラル体)・肉体の関係性、幽霊の定義についてざっくり解説しました。霊的に見た人の構造ということですね。
今回は、「霊感って結局なに?」という切り口から、
「霊感」とか「第六感」と呼ばれるであろう感覚で見た世界の構造をおおまかに説明していきます。
こちらもあくまでアンノ式の理解と説明なので、ご承知ください。

この記事をご覧の方のなかには、「霊視」とか「霊感」、ひいては「高次元」「多次元」なんて言葉をよく耳にする方もいるかと思います。
「自分でもよく使う言葉だけど、それがなにかと言われたら説明に困る」
「その言葉で通じる人が多いから考えたこともなかった」という方もいるでしょう。
この「多次元」についてもすぐに触れていきます。
なぜならば、「この世は多次元構造である」というのも私アンノの主張だからです。

今回はなんとカラーイラストつきです。それではいきましょう。


同じものでも見える姿が違う?



では、まずアンノ式解釈による「多次元世界」の図解をします。
こういうと大仰ですが、まずは以下の絵をご覧ください。

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リンゴが描いてありますね。
これは、ひとつのリンゴを「1次元にある部分」から「5次元にある部分」まで分けて、「どの次元まで見えるかによって変わる、人が捉えるリンゴの姿」をパターン分けしたものです。
実際にはこれはリンゴである必要はなく、あくまでもののたとえです。
○次元という番号も、とりあえず適当に割り振った便宜上の数字だと思ってください。
そして、この○次元と書いてある上下に並んだキャンバスを以後この記事では
「レイヤー」と呼ぶことにします。Photoshopのような画像編集ソフトを使う方であれば馴染みのある言葉でしょう。その感覚で考えてもらって大丈夫です。


それでは、4つに区切られた絵のうち、左上から解説していきましょう。
その後、右上⇨左下⇨右下と順を追って説明していきます。

スクリーンショット 2022-12-15 20.31.09.png

1次元(リンゴの1次元部分)レイヤーだけです。ここにはなにもありません。
つまり、1次元レイヤーしか見えない人は「そこにリンゴがある」ということがわかりません。


では、次にいきましょう。

スクリーンショット 2022-12-15 20.34.02.png

レイヤーが2次元にまで増えました。
そうすると、なにやらリンゴらしき輪郭がうっすら見えますが立体感はなく、全体像もぼやけています。リンゴの上部が辛うじて接しているのがこの2次元レイヤーだということです。

それでは次にいきましょう。

スクリーンショット 2022-12-15 20.40.50.png

レイヤーが3枚にまで増えました。これで視点は3次元です。
これがリンゴであるらしいことがハッキリし、全体の大きさもだいたいわかりますね。

ではそのまま4次元レイヤーを追加していきましょう。

スクリーンショット 2022-12-15 20.44.51.png

リンゴの大きさだけでなく、赤色から黄色に移り変わっていく鮮やかな色味までわかるようになってきました。3次元の視点と比べると、主に色に関して、より詳しい情報が追加されています。

では5次元に。リンゴのレイヤーは次で最後です。

スクリーンショット 2022-12-15 20.47.40.png

黄色につづき、青い(緑の)色が見えました。
そして、リンゴはその全体がすべて見えています。
このリンゴは、5次元レイヤーまで見ないとその正しい姿は見えない、
ということですね。

これでなんとなくアンノが言う「多次元」的視点や構造について
お分かりいただけたのではないでしょうか。

今回の趣旨ではないので深掘りしませんが、
「同じ色を見ているつもりで、実際に人はそれぞれ違う色を感じている」
みたいな話を考えて、「クオリア」という言葉を連想した人もいるかもしれません。
これはアンノが考えた言葉ではなく、哲学や形而上(けいじじょう)学的な話にはわりとついて回る言葉なので、ご興味がある方は調べてみてください。

アンノが霊的な話をするときはこの「クオリア」はとても重要になってくるのですが、ここでは一旦割愛します。

またこれも余談ですが、「同じ物事でも霊能者によって言うことが違う」
「霊感のようなもの(六感的に捉えるエネルギー)はあるが霊は見えない」
というような話も嘘やなんらかの作為がない限りは、この捉えるレイヤーに違いや差があるからでしょう。
「レイヤー1と4だけが見える」「2と3が見える」「1〜5まで見える」のような人がそれぞれいてもおかしくないということですね。


それでは、このリンゴの多次元レイヤーの話を踏まえて次の話に移ります。


人も幽霊も実は同じ? オバケは見えないだけでいつもそこにいる?


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はい。さっきの「○次元」というレイヤー番号はいったん忘れて、
この絵の左上のほうを見てください。なにやら人とオバケがいますね。

スクリーンショット 2022-12-15 21.01.43.png

右の「レイヤー1」のこれ、実はオバケではなく人の魂(霊体)です。
※前回記事参照

「レイヤー2」にあるのが肉体、そして人(生物)はその2枚のレイヤーが重なっている状態で完成している、ということになります。
つまり、自分やほかの人(または動植物)に対してこの「レイヤー1」の部分にある「霊体」や「オーラ」を見ることを「霊視」と呼べるのではないでしょうか。

そして、この部分の説明に入っていきます。

スクリーンショット 2022-12-15 21.08.31.png

これは、海にいる「浅瀬の魚」と「深海魚」、それから
海洋に降り注ぐ太陽の光を描いたものです。

そして、海の深いところにいる魚ほど1次元に近く、
浅いところにいる魚ほど5次元に近くなると考えてください。
(これは先ほどのリンゴの話と同様のイメージです)

日の光というものは、浅瀬ほど見やすいしその熱も感じやすい。
そして、深海にいる魚は目が発達せず、そもそも光を捉えられなかったりしますよね。
これが、霊感(第六感)のある / なし や、その感覚の強弱をたとえたものです。

そして、日の光が見えようと見えまいと、光(やそれがもたらす熱)は
海洋の環境に影響を与える。つまり、「深海魚には光が見えないから光は存在ない」のではなく、「光が見える魚とそうでない魚がいる」だけの話だけです。

この「海の光を捉える感覚」を霊感や第六感と呼ぶなら、
五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)が同じだとしても
「全身の感覚」は人によって変わってくるなあ、というのがアンノの考えになります。

そしてアンノはもとより浅瀬の魚でありました。
なので「見えない魚」と出会い、光の話をすると、
「自分がおかしいのではないか」と悩んできた、というわけですね。

そして話は絵のこの部分に戻ります。

スクリーンショット 2022-12-15 21.01.43.png

さきほどはこの「レイヤー1」のオバケは「人の魂(霊体)」だと言いましたが、もうひとつ、これをほんとうにオバケ(幽霊)と捉える見方もあります。

まさに、「いるけど(場合によってはお互いに)見えていない」というわけです。
「幽霊に人が見えない」と聞くとなんだかおかしくもありますが、
「幽霊が見える人と見えない人がいる」のであれば、
「人間が見える幽霊とそうでない幽霊がいる」と考えてみてもよいのではないでしょうか。

この話はまた別の記事で触れるかと思いますが、
幽霊は当然ながら肉体がありません。イメージ通りです。
では、これも当然ながら、「幽霊は五感で人間を感じない」のであります。

このまさに次元のまったく異なる者たちが遭遇し、一方的に干渉し、
ときにコミュニケーションを取ることがある。
それこそ、「怪異」「霊障」「霊能力」といった話に繋がる、というわけです。


今回の話はいかがでしたでしょうか。

それでは次回は、
「魂の性格と人間の人格」「オーラってどんなものがあるの?」
みたいな話をしていこうかなと思います。

ここまで読んで下さったあなた、
ぜひお気に入りやフォローで反応していただけないでしょうか。
こういった解説記事はどんどん投稿していきますので
今後ともお付き合いいただければ幸いです。


霊能科学家 庵乃(アンノ)

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