『見る』と『観る』の違い

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あなたは、いつも何を見ていますか。

あなたが見ているものは、
目で得た情報をそのまま
あなたの中に取り込みます。

見たものは、
時にあなたの感情を動かし、
あなた自身を喜ばせたり、
悲しませたり、
安心させたり、
怒りに震えさせたり…

見るは、自分の目に入って
くるものを選別せず、受け身の姿勢で
視覚的情報を受け取る事です。


あなたが観ているものは、
意識を働かせた先に存在しています。
観賞する、観察する、
あなたが自ら、『情報を得よう』
思って意識を向ける時
あなたの瞳は物事を『観る』
ことができています。

観るは、対象に注意を払い
視覚以外の情報も使い、
内容や状況を能動的に理解しようと
することです。

どうしても困った問題がある時、
人は現状を『見て』しまいがちです。

この人がこう言った
この人がこんな態度だった
こんな仕打ちを受けた…

問題の中に居続けたい場合は
それでも良いのですが、
問題から抜け出したい場合、
状況を変えていきたい場合は、

物事から距離をとって、冷静になり
『観る』事が役に立ちます。

・〇〇の時も同じ反応だったな
・この人の本音は言葉通りでないな
・この人は~が不安なんだな
・この言葉が相手を刺激しているのだな
・この問題は〇〇が根本原因だな
・解決するには〇〇が有効だな


と観えてくるものが増えます。

どうしても困った問題があった時、
物事を見てしまっているか、
それとも観る事が出来ているか、
すこし立ち止まって考えてみると
きっと先がみえてくると思います。









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