経歴

職歴

  • クロスリンク&リサーチ合同会社 2012年11月 現在

    ・経営 / 代表社員 / 経営者・CEO・COO 2012年11月 現在

    研究者として培った経験を活かして、より幅広い分野で社会に貢献したいという思いから起業。特に米国滞在中、博士号取得者も大学だけではなく、民間企業に勤務したり、起業したりすることがより多く行われていることを見聞したことと、大学のラボはある意味、小さな企業であることから、それでは自分の(小さな)会社を作れば面白いのではという思いに駆られた。現在12期目。

    ・3Dプリンティング事業 / ECサイト運営・ECコンサルタント・広告・宣伝・プロモーション・カスタマーサポート・ヘルプデスク・調達・購買・商品・在庫管理 2013年9月 現在

    3Dプリンター用造形材メーカーPolymaker LLC(中国、米国、オランダ)の製品を日本で初めて販売(2014年~)。Polymaker社(2013年創業)の共同創業者兼CEOのXiaofan Luo博士(Syracuse UniversityにてPh.D.取得)との個人的な親交により当事業を始めた。2015年までの約2年間で数千万円の売り上げをPolymaker社にもたらした。2016年にはクラウドファンディングサイト「Makuake」でのPolymaker新製品プロジェクト成功。2016年からはPolymaker社国内テクニカルサポート業務を継続委託され、国内展示会等にも協力。製品販売も継続。その他、3Dプリントサービスなども展開。

    ・ライティング事業 / ライター・編集・翻訳家・通訳・編集・エディター・デスク・校正 2013年5月 現在

    ・日本語⇄英語間の翻訳、文章校正(日本語、英語)。当初は専門分野を活かして、化学製品の安全データシートやバイオ関連製品の専門文書(テクニカルノート、アプリケーションノート、ウェブサイトなど)、論文などの文書がメインであったが、徐々に分野を問わず幅広い文章の翻訳を担当するようになった。 ・一時期、大学の研究成果のプレスリリース文章作成にも数多く携わった。 ・2020年からは論文作成支援サービスも開始。 ・翻訳という観点では、自動翻訳ソフトウェアも発展してきているものの、現状では特に日本語⇄英語間の翻訳では十分でないことを痛感しており、翻訳者の丁寧な原文理解に基づく訳文は依然としてニーズがあるとの確信のもと事業を遂行。

    ・コンサルティング事業 / リサーチャー・調査員・アドバイザー 2014年4月 現在

    化学とバイオの境界領域、特に有機化学、高分子材料分野での長年の研究経験を活かして、化学・材料分野におけるコンサルティング・アドバイスを提供。これまで数百件のさまざまな案件で、依頼者の方々(経営者、研究者、製品開発者、製品販売者、学生、趣味を楽しむ個人の方々など)の問題解決に貢献。

  • Syracuse University(米国ニューヨーク州シラキュース) 2009年5月 2012年10月

    ・シラキュース生体材料研究所 / 博士研究員 / 研究・開発 2009年5月 2012年10月

    博士研究員として雇用され勤務。化学・バイオの境界領域の研究課題について、ラボ内や大学内だけではなく、米国企業との共同研究も複数経験。研究成果は複数の論文や米国特許、学会発表として結実。米国での勤務・生活を通し、アメリカ人が実際に使っている英語に触れながら、英会話だけではなく、文章での英語表現(メール、報告書、論文、特許など)への理解を深めた。

  • 武蔵工業大学(現 東京都市大学) 2008年9月 2009年3月

    ・工学部2年生への講義(化学熱力学) / 非常勤講師 2008年9月 2009年3月

    週1回の講義

  • 国立大学法人東京大学 2006年4月 2009年4月

    ・生産技術研究所 / 特任助手、特任助教(2007年~) / 研究・開発 2006年4月 2009年4月

    研究・教育職に従事。大学内や企業との共同研究を多数経験。日常の研究・教育活動以外にも、プレゼンテーション、論文作成、著書(分担執筆)の執筆、海外の共同研究者との交流など経験。研究成果は投稿論文11報(英文10報、和文1報)、著書(分担執筆)1件、学会発表(国内会議、国際会議)13件として結実。競争的研究資金獲得については民間の科学技術振興財団から研究受託を得た。

学歴

  • 東京工業大学大学院 生命理工学研究科・生体分子機能工学専攻 / 博士 / 2003年4月 〜 2006年3月

    バイオベースポリマーの合成や構造・物性解析の分野で博士(工学)号を取得。 2003年9月~12月には日本学術振興会学術交流事業に参加し、韓国・ソウルの漢陽大学校に滞在して研究を遂行。学部卒業研究、修士論文研究、博士論文研究の6年間の研究成果は合わせて計7報の投稿論文(すべて英文)として結実。博士論文も英文として執筆。

  • 東京工業大学大学院 生命理工学研究科・生体分子機能工学専攻 / 修士 / 2001年4月 〜 2003年3月

    微生物由来生分解性プラスチックの生合成・生分解挙動解析の分野で修士(工学)号を取得。

  • 東京工業大学 生命理工学部・生体分子工学科 / 学士 / 1997年4月 〜 2001年3月

    有機化学、物理化学、生化学を3本柱として、化学とバイオの両領域を広く学んだ。卒業論文では、微生物がエネルギー貯蔵物質として産生するポリエステル共重合体の生合成と組成分別、物性解析を行い、研究成果をまとめた論文は米国化学会の学術誌に掲載。

受賞歴・執筆歴・講演歴

  • 執筆

    バイオプラスチック関連書籍(分担執筆) 2008年

  • 受賞

    「スティーブンソン・バイオマテリアルズ・リサーチ」ポスター賞 2011年