統合失調症は現実と妄想の区別ができず、非現実的なことを確信してしまったり。幻聴、幻視、幻覚といった本来ないものを感じてしまう病気です。認知機能の低下や、言葉の流れも乱れてしまうことからコミュニケーションが難しくなることがあります。
時には情緒不安定となり、怒りっぽい性格となってしまったり、突然大声を上げたり暴力に至ってしまう事もあります。
当サービスでは身近に統合失調症の方がおり、関わり方で迷っておられる方を対象に、コミュニケーション技法をお教えいたします。
コミュニケーション技法は活用することで、苛立った患者の怒りを沈めたり、信頼を得て支援者の立場となる手段の1つです。
コミュニケーション技法が有効な例をいくつか挙げます
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何か話をしていても次の一言で全く違う話になり変わってしまう。
話の途中で過去のことを思い出し急に一人で怒り出してしまう。
話の途中でぴたっと会話が停止してしまう。
何か伝えようとしているが、会話が聞き取れない。
こういった悩みをお持ちの方に現職精神科看護師が、コミュニケーションに関するアドバイスを致します。
患者の普段の様子や服薬の状況、通院の状況をトークルームにてお聞き致します。なるべく情報は多い方が具体的なアドバイスが可能かと思います。