企業にとって「マーケティング」とは、市場という大海原を航海する上での航海士のような役割を果たしていると言えます。
知識を蓄え、情報を精査し船長の記した経営方針や企業理念に則った、最適の航路を指し示します。
しかし問題は、こうしたマーケティングの知識をどこで得るのかということです。
ほとんどの企業のマーケティング担当者は、上司や先輩から情報を得たり、自己研鑚によってマーケティングに必要な情報を獲得しなければなりません。
中には、マーケティング部が部署名とはかけ離れた何でも屋の担当部署になっている企業や、部署内のこれまでの慣習に頼ってマーケティングを行う企業もあるかもしれません。
しかし思い出してください。
マーケティングは企業にとっての航海士としての役割を果たす部署です。
航海士の判断が間違っており、それを修正する者がいなければ、その航海は大変なものになるでしょう。
そんな時に役立つのがマーケティングに関する書籍です。
以前「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という書籍が一大ブームとなりましたが、マネジメント同様に、これまで成功を収めたマーケティング手法を集めた本は、少なくありません。
ただ問題は、マーケティング本が世の中に溢れすぎているということです。
本屋に立ち寄れば、膨大な数のマーケティング本があり、どれを読んでいいのかわからない
と途方に暮れる方もいるのではないでしょうか?
そこで、数ある書籍の中から「これはぜひ読んでいただきたい」というものマーケティング本28冊をお伝えいたします。
マーケティング初心者の方はもちろん、これまでマーケティングに長く携わってきたという方も、ぜひ参考にしてみてください。