輸出や輸入で必要になるのは、船積み書類。
通常の商品であれば、Invoice, Packing List, B/L(船荷証券)、あとは保険があれば保険証書。
これらの書類がそろっていれば、大体輸出入は出来ます。
しかし、商品によっては「他法令」というものに引っかかってくる商品群があります。
薬事法や食品衛生法、などがその一つになります。
その商品群にかかってくる場合、冒頭に記載した書類以外のものが必要になってきます。
代表的なものを挙げれば「製造工程表(英語だとFlow Chart)」、「成分表(英語だとIngredient List)」等。
これらの書類ですが、日本では関係省庁に求められることがなく、製造業者様が作成していないこともあります。
ただ、海外からの問い合わせが来たり、海外に商品を出すことになった際、大体の国は製造工程表や成分表を求めてくるケースがほとんどです。
この二つの書類ですが、輸出入を知らない製造業者様でよくある勘違いが「MSDS (商品安全管理シート)」と同じ、と思っている事。
私も商社勤務時代に、製造メーカー様に製造工程表等を依頼した際に、MSDSを渡されたことがありました。MSDS、、、これでは、どこの国の税関も納得はしない。。。
MSDSには、主に保管方法や輸送方法は書かれていますが、成分量や製造に伴う工程というものは書かれていないからです。
「海外から引き合いが来た。利益率もあがる。出荷量も増える。」
「でも、直接貿易は苦手。しかも製造工程表や成分表を英語で作成するなんて、、、」
これ、コツを掴めば何とかなります。
あなた:「製造工程表がない、成分表がない」
海外バイヤー:「じゃぁ、いいですぅ!」
ではなく、まずは海外と商売してみること、相談してみることを考えませんか。
リサーチや実働の発生しない簡単な相談なら、1,000円からお受けします。
※国や地域によって、禁止されている成分や製造手法等が異なります。細かい部分は現地と話し合っていく事は必須になります。必要であれば、そちらの代行も可能です。
国や地域によって、禁止されている成分や製造手法等が異なります。細かい部分は現地と話し合っていく事は必須になります。確認ごとはご自身で行ってください。