普段私たちは、いろんな人にいろんな説明をするという行為を繰り返しています。
仕事で上司に、あるいは部下に、お客様に。
プライベートでも、家族との会話や友人、恋人と遊ぶとき。
日々ほとんどの人は何気なく誰かに何かを説明し、特に問題もなく生活しています。
それ故に、人に何かを説明する、人を説得するスキルを磨こう、説明上手になろうという発想が浮かびません。早い話が、説明が下手な人はいつもでたっても説明下手。
何か説明しなければならないことで困ったときに「ああ、自分は説明が苦手だ。うまくできない」と気づいても、それは、自分の性質、性格で、どうしようもないとあきらめてしまうのがオチなのです。
そういう人の特性として、人に何かを説明する、人を説得するという行為を、まるで数字の計算のようにとらえている点が挙げられます。
1+2=3のように結果は一つに決まっていると考えてしまうのです。
実際に式にしてみると
相手+説明・説得の内容=相手の判断
相手にある内容を説明する、または説得すると、その相手の反応・判断はひとつに決まっていると考えてしまう。
ところが実際は上の「説明・説得の内容」の部分はプラスにもマイナスにもなりうるのです。
下手な説明・説得
1(相手)+(-5 あなたの説明・説得)=-4(相手の反応・判断)
上手な説明・説得
1(相手)+(+10 あなたの説明・説得)=+11(相手の反応・判断)
つまり、あなたの説明・説得が上手で、プラスをもたらすものであれば、相手の反応・判断もプラスに働きます。
逆に、説明・説得が下手ならば、相手は、マイナスの反応・判断を下してしまうということになります。
同じ内容でも、あなたの説明・説得の仕方次第でその結果はマイナスにもプラスにもなる。
もしあなたがそれに気づかず、下手な説明・説得をいつもでも続けていれば、人生全体では莫大なマイナスになってしまいます。
では、どうすれば、説明や説得がうまくなれるのか。それは、以下の5つのポイントを理解することで、そのコツを簡単につかむことができます。
■説明上手・説得上手のポイント
1.相手の利益
2.言葉の選択
3.言葉の過不足
4.ストーリー
5.自信
この5つのポイントを、本サービスでしっかり身につけてあなたも説明上手、説得上手に変身してください。
様々な企業のITコンサルティングの経験の中で担当者の方から「うまく上司に説明できないのでかわりに説明して」「設備を購入するため社長を説得する提案書を作って」といったお願いを頻繁に受けるうち説明・説得の苦手な人の多さに気づき、コンサルタントのスキルを活かしこのサービスを始めました。
具体的に説明・説得したいことをご用意ください。
それは、実際にあなたがこれから誰かに説明・説得しなければならないことや、本当の内容は差支えがあるなら、架空の内容でも構いません。
どんな相手に、どんな説明・説得をするのか。
そして、実際にあなたならこのように説明する、説得するという内容をお知らせください。