2018/9/9 30→50個に更新しました。
以前から私自身の職場で起こる事故や作業ミスをどうすれば無くせるかを考えていたことがあり、同職種のみならず、他職種でも行なっている事故防止の事例を集めていました。
そして、自身の職場にどうアレンジして実践できるかを考えていました。
私がまとめた資料では私が集めたそれらの事例を、補足も添えて紹介しています。
事故防止に特化した事例集は、私の知る限り、本でもサイトでも見つからなかったため、作成しました。
雑学を調べると50個に1個程度の割合で事故防止の知恵を見付けられましたが、私が求めていたのは事故防止の事例だけをまとめたものでした。
自社・自現場に新たな安全対策を取り入れたいとお考えの方、参考までにご覧になってはいかがでしょうか。
知ってる事例でも、「どうアレンジできるだろうか」という観点でご覧ください。
索引も作っていますので、【改善観点表】(41項目)としてもご利用ください。
割合(目安ですが)としては、50個のうち、
20個は
危機意識が高く、その業界の人。
雑学が好きでよく調べている人。
事故防止を観点に街を歩いている人。
このような人は知っている。
20個は
その業界の人。
雑学が好きでよく調べている人。
このような人は知っている。
10個は
有名な事故防止対策。
他業界他業種の事例を知れるよう、内容は偏らないように選びました。
ボリュームとしては、A4で11枚。
説明文と写真で構成しています。
▼例1,公衆水道
西暦79年にヴェスビオ山噴火によって灰に埋もれたイタリア・ナポリ近郊の街ポンペイ。
街の中には複数の公衆水道があり、そこには鳥などの絵が彫られた石が置かれている。(画像2枚目参照)
但し、各水道ごとに異なる絵が置かれており、同じ絵は2つ無い。
当時の住民たちは、この水道を待ち合わせ場所としても利用しており、待ち合わせ場所に間違いが起こらないよう同じ絵が2つ存在していない。
▼例2,指差呼称
文字通り、確認したい箇所を指差しながら「◯◯ヨシ!」と声を出す確認方法。
自分の発した声が自分の耳に入り、確認を重ね、行動前に間違いに気付くことができる。
何を確認しているか、声に出し、また対象物を指差すことによって明確になるため、間違いがあれば、また曖昧な点があれば気付きやすい。
あなたの知らない事例ばかりではありません。
あなたが知っている事故防止事例も、「自身の職場にアレンジするなら」という観点でご覧ください。