私がソニー(株)において、29年間にわたってモニターやプロジェクター、プリンターを商品化してきた、設計者としての製品の商品化の流れと方法をお伝えします。
製品の商品化の流れには主に次のプロセスがあります。
1) 企画
2) デザイン
3) 設計構想
4) 日程作成
5) 設計
6) 試作・検証
7) 設計修正
8) 部品メーカー選定
9)見積もり
10)仕様(図面)出し
11)金型作製
12)試作・検証
13)量産
これらのプロセス以外にも次のことに留意する必要があります。
・コスト管理
・KPI
・検証項目の設定
・法規制
・危害想定
ユーザーの元で壊れたり、部品コストが高くいくら売っても損ばかりする、ということが無いように、上記の項目はしっかりと抑えておく必要があります。どんな簡単は商品でも、ほとんど同じ項目となります。
私のサービスは、上記の項目でお客様に足りないところに関して、具体的にすべきことをお伝えいたします。
私が関わった企業に、部品コストが高く売れば売るほど損をする企業様、ユーザーに商品が届いた時点で故障が発生するが、検証方法が分からない企業様がありました。アイディアは素晴らしいが、コスト管理や検証手法を知らず、満足できる商品にならない現実を目の当たりにし、このサービスを始めました。
必ず次の情報をお知らせください。
1) お仕事の形態
(例:自分で図面を描いて、メーカーで部品作製と製造を行う)
2) 製品の種類
(例:LED照明)
3) 困っていること
(例:何を検証すれば良いか分からない)
私は製品の商品化の流れのにおいてメカ(基板や電気の流れない部品)の領域を
担当してきました。
よりまして、商品化の流れの全般的なことと、メカの設計スキルを持ち合わせています。
電気的、ソフト的な内容のノウハウはご提供はできません。