そのITやロボット講座、本当に必要か判断致します

巷にあるITやロボット講座は簡単すぎて役立たないかも。。

実際にIT・ロボット教室を開いて、多くの生徒と接してきました。 また今は2020年のプログラミング教育義務化の流れにのり、ロボットやIT教室も流行ってきました。 しかしブロック部品だけ見ると豪華っぽいですが、実態はIT実務をほとんど知らない先生が、フランチャイズ化された画一テキストで、ほぼ例題を解くだけで、それほど想像力や思考力がつくようには思えない現実もあります。 そのため、ITサポート業を行っている身として、わが子に本当に教えたいものを教えたくて、自らITスクールを開校しました。 まだ教室に通っていない、初めてこれから選ぶ小学生のご父兄の方に対しては、 スクールのちらしや宣伝では絶対にわからない長所と短所の説明、お子さんの現在の習い事やお勉強との優先順位のつけ方などの相談を受けます。 中学生向けでは、簡単すぎるロボット講座ではなくIT講座となります。 が、実際にあるITスクールの授業は大人向けの難しすぎて、かつ今しか通用しない言語のプログラミング講座です。又はscratchなど簡単すぎてこれまたよくないものかのいずれかです。 そういった場合の学習方法、オンライン学習や、学ぶ内容について個別相談にのります。 また既にITやロボット講座を受けていて、その次のステップがわからない生徒の相談も受けております。最近はこれが多いです。 中学生以上に繋がるIT学習や学校の勉強との兼ね合いについて、 「どのように先取学習したり、どんなIT教材を使って、どんなプログラミングをやっていけばいいのか？」など、皆悩んでいます。 scratchだけで、コマンドが打てない生徒はほぼリタイヤします。 一方で、本気でプログラミングをやりたいなら、中学で高校英語・数学などをやって、高校では海外留学・就職を視野にやっています。 今後ますます増えているIT分野においてはプログラミングだけがITではありません。 パソコンなどのクライアント環境の設定修理分野、クラウドなどのサーバーインフラ分野、セキュリティ分野、人工知能AIなどのデータサイエンティストなどの新しい分野など、さまざまなものがあります。 一方で、レベルの低いIT職はAI化自動化がやりやすく、IT失業も多く生まれます。 今更Excel・Wordでレッスンに通う生徒がいないように、大人でも安易にITスクールを選ぶと後悔します。 ITは職人的スキル、お勉強は最後は感性・才能で決まります。 何を学ぶか間違えなければ、誰でも情熱と忍耐力があれば、一流のIT職人になれます。 しかし、修業は最低10年は必要で、就職から逆算すると高校大学からでは厳しいです。 後10年で、学歴だけで済まない時代は確実に来ます。