貴方がある試験を受けるとして、合格者と、審査・採点委員、どちらの情報・アドバイスを信用しますか。
その昔は「末は博士か大臣か」とも言われた博士という肩書き。本来は大学院博士課程まで進学して研究した内容を学位請求論文としてまとめ、それが学位審査教授会で認定されると頂ける、それが博士という学位です。博士は正式には公的免許でも公的資格でもなく、「称号」とされています。そう、Mr.、Mrs.とかと同じで、博士はDr.と省略表記されます。でもこういう言葉もあります・・・「取っても食えない、でも取らないと気持ち悪い」、この格言は言い得て妙ですが、それが博士学位なのです。
さて、日本は世界の中でもちょっと特殊で、博士課程に行かなくても大学院に学位請求論文を提出して「論文博士」を取得する方法が正式に認められています。正式には博士には大学院博士課程在学による「甲種博士」と論文提出による「乙種博士」という区分になるのですが、その実際面の扱いにほとんど差はありません。極端には、そう、中卒あるいは高そつでも博士は取れます。現実に中卒の博士は存在していますし、私自身、高卒の博士で大学教授となった人が知り合いにいます。
それではどうやって博士をとるのか、基本はとにかく研究をして学位請求論文」を書く、これが基本となります。
その研究は、なにも大学院に行かなくてもできます。そう、貴方のこれまでの働いた経験、特にいわゆる企業などでR&D、研究開発部門にいた、とかはかなり近道ですね。
実例として、私は「モノづくり」の中小企業の社長さんに依頼されてそこでの経験と知識で論文の作成をお手伝いし、国立大学に論文提出、無事に博士(工学)を取得されました。その社長の最終学歴は文系大卒で、学位取得後は社長業を続けながら大学の非常勤講師をされています。また、役所で外国人の就労などのお世話をされていた地方公務員事務官は、私の指導で国際交流の分野で論文を執筆、無事に国際関係学の博士を取得されました。その後、私の紹介で大学の常勤講師に任用されました。
そう、貴方のこれまでの経験、知識で博士学位を取得することは不可能ではないのです。
そうだ、博士を取ろう!!
この電話サービスでは、貴方のこれまでの経験経歴で、どうやって博士学位取得を目指すことができるのか、そのロードマップを一緒に考えます。
これまでの学歴、経歴・経験の概略でもお知らせいただくと電話相談がスムーズとなります。