まず申し上げるべきことは、依存症は治癒しません。怪我や一般的な病気のように完治することはありません。
が、絶望する必要はありません。
依存症と上手く接することが出来たら、必ず回復する病気です。私の言う「回復」とは、単に依存症以前の自分に戻るという意味だけではなく、「新しい人生を生きなおすことができる」ということです。あれほど苦しんだ依存症から回復し、自己肯定感を持ちながら、生き生きと自分の人生を楽しみ、自分と家族の幸せをゲットできます。ちなみに、私はいま、愛する妻と4ワンに囲まれて幸せいっぱいの毎日を送っています。
アルコールや薬物、窃盗、ギャンブル、食べ吐き、リスカ、盗撮など依存的行動の根っ子を、ご一緒に見つけこれまでの人生をひもとくことで、大きく改善します。私たちは変われるのです。
俗に言う「変えられるのは未来と自分、過去と他人は変えられない」私は自らの経験から、変えられないと言われる過去さえ変えられたと思っています。依存症になった経緯や意味を知ると、過去を別の角度からみることができるからです。
ありがちなことですが...
可能な限りの過去と現在、家族関係をお尋ねすることになります。言いたくないことを無理にお尋ねしませんが、少なくとも嘘はご遠慮くださいね。
ご相談の途中で、心が苦しくなることがあるかもしれません。ご遠慮なくお申し出下さい。時間をおく、別の方法を考えるなど配慮させて頂きます。
相談は1回で終わることは困難です。状況により相当回数の繰り返しが必要です。但し、一般的なポイントのみ知りたいという方には、簡易な方法をお伝えすることができるかもしれません。ご希望の方は最初にお知らせ頂くと嬉しいです。