障害者差別解消法にもとづく「合理的配慮」の合意を経て、息子を特別支援学級から通常学級に転籍させました。(小4まで特別支援学級、小5から通常学級です)
その際にWISC-Ⅳの専門書を読み込んで、WISC-Ⅳの検査結果には「実はたくさんのわが子の困り感を解決するための手掛かり」があるということが分かり、そのWISC-Ⅳの検査結果の分析を使って、学校とともに子どもを支える効果的な支援を得るに至りました。
WISC-Ⅳの検査結果は、全検査IQ(FSIQ)・言語理解指標(VCI)・知覚推理指標(PRI)・ ワーキングメモリー指標(WMI)・処理速度指標(PSI)と所見(検査結果など呼び方はいろいろあると思います)で構成されています。多くの場合、IQは確認しても、4つの指標がどんなことを意味しているか理解しきれず、どうしてわが子が困り感を示しているかにアプローチすることができないことがほとんどです。
このサービスではWISC-Ⅳの検査結果を有効に活用できるようWISC-Ⅳの検査結果の読み解きをして、購入者様がお子様の困り感がイメージしやすいように、また困り感を解消するためにはどのようにアプローチすれば現状の改善の糸口が見えるかについてもアドバイスさせていただきます。
なお、WISC-Ⅳの検査結果を分析する際には下記の書籍を用いて行い、その内容を購入者様が実際にお子様の困り感の改善につながるように解析したものをお送りします。
・日本版WISC-Ⅳによる発達障害のアセスメント 代表的な指標パターンの解釈と事例の紹介(著者:上野一彦・松田修・小林玄・木下道子、発行所:日本文化科学社)
・エッセンシャルズ WISC-Ⅳによる心理アセスメント(著者:O.P.フラナガン・A.S.カウフマン、監訳:上野一彦、発行所:日本文化科学社)
・WISC-Ⅳの臨床的利用と解釈(編者:A.ブリフィテラ・D.H.サクロフスキー・L.G.ワイフ、監訳:上野一彦、訳:上野一彦・バーンズ亀屋静子、発行所:日本文化科学社)
WISC-Ⅳの検査結果の分析して解析することは、今あるお子さんの困り感がお子さんの認知のスタイルに由来しているということを紐解くことだと考えています。
「困った子は、困っている子」。その子その子が自分らしく生きられるように、全力でお伝えします。
ご購入にあたりましては、お子様のWISC-Ⅳの検査結果から、
・FSIQ(全検査IQ)
・言語理解指標の値
・知覚推理指標の値
・ワーキングメモリー指標の値
・処理速度指標の値
を教えて下さい。
また、WISC-Ⅳの検査結果は「子どもの困り感を分析し解析するための武器となり、子どもが生きやすくなるためのガイド(案内人)でなければ意味をなさない」と考えております。
そのため、お子様が今どのようなことに困っているかも教えて頂けると、よりお伝えできることが具体的な内容になりますので、ぜひそちらも教えて下さい。
また、WISC-Ⅳの検査の所見について、その内容もお伝え頂くと検査結果から分かることが格段に増えますので、ぜひお知らせ頂ければと思います。その際は、所見の一字一句を省略せずにお送り下さい。実は所見の一字一句に意味があるので、省略された場合には納品までの時間がかかってしまいます。また、分析と解析の精度を上げるためにも省略頂かないのがベストです。(所見は写真に撮って頂いて添付していただくのが一番ありがたいです)