中古マンションを購入のとき、その物件の価値が正当かどうか不安です、また、売るときは正しく評価してほしいものです。
このサービスは、売却パンフレットの諸元数値などから論理的に客観評価するものです。売買は、ご自分で納得できる価格で売買しましょう。
この評価法は収益還元法と云い、将来に利用発生する価値とその期間の必要な経費から、妥当とする投資額を、いま時点に還元して算定します。これは欧米で発達し、わが国ではバブル崩壊後に知られ、注目されています。
物件の実用上の価値から評価するので、従来の売買実績の事例対比による方法に比べ、地価の思惑的な高騰、相場の過熱や社会的風潮に左右されることなく、客観的なものとなります。
計算は、専用のエクセル形式のシートによって、パンフレットなど書類上の諸元を入力して行います。収益還元法により算定された価格は、旧来の売買実勢評価の方法に比べ、思惑性や社会的風潮に左右されない、正しい評価と言えます。
この方法は合理的なものですが、ただし、収益の見込みや費用の見込みが甘かったり、あるいは将来の利子率が大きく変動する場合、算定精度に影響しますのでご留意ください。
マンションを売る前には、大事に使ってきた財産、その適正な評価を!
買う前には、売出しの言い値は、将来的にみても適正か!
チェックしましょう。
「収益還元法」での算定依頼は、対象物件の以下項目をお知らせください。
1、物件の構造 (木造、RC構造、SRC構造、鉄骨構造 等)
2、築後の年数 と 占有床面積
3、間取 規格(3LDK等) 及び 何階建て何階部分
4、収益家賃(賃貸で貸出しの月額又は同条件で借りる場合の家賃相当、サイト検索)
5、敷地の所有権面積持分 と 物件所在(市町村名まで )
6、維持管理費及び大規模修理積立金(各月額)
7、固定資産税(年間)
8、その他の状況について (任意)
・改修の必要な内装造作費用(床張替 壁クロス張替 建具類交換等 )
・住宅機器の改修の必要費用(暖房冷房機 給湯器 トイレ 風呂タブ)
・仲介、媒介業者を介在する有無、
・その他、特別な支出費用 、
なお、上記の入力項目で1~7番目は必須入力項目で、
8は任意で適宜に反映します。