みなさんの家に、昔(江戸時代頃)に書かれた文書はありませんか?
和紙に墨で文字が書かれていて、くずし字で書いてあるので何が何やら分らない!というものです。
そういったものを「古文書」といいます。「こぶんしょ」ではなく「こもんじょ」と読みます。
そのなかでも、昔の村(一般人の家)に残っているものを「地方文書(じかたもんじょ)」といいます。
ご先祖様が書き残したものに何が書いてあるのか知りたいという方に、くずし字を読み解いて活字に直してお渡しします。
近世史(江戸時代の歴史)が専門ですので、江戸時代の古文書を対象としますが、場合によっては明治以降のものもお引き受けいたします。
古文書は、ほんの少し昔の人々の生きた痕跡です。読めないから、古くて汚いからと遠ざけていてはもったいないですよ。彼らの声に耳を傾けてみませんか?
①古文書を写真などでお送りください。文字がはっきり写っているものをお願いします。ファイル形式はJPEG。
②古文書を読み解いたものをワード形式で活字にし、お送りします。
③ワンコインでお引き受けするのは、活字で100文字以内です。
この文字数には、たとえば包紙(封筒)入りの書状の場合、「(封)」や「(別紙)」、「(本文)」といった注釈文字も含まれます。
④古文書は背景がわからないと読みづらいので、どこの地域で誰によって書かれたかなどをお教えください。
(例:○○市の名主家文書)
⑤くずし字の活字化が当サービスです。内容説明については別途相談を。
⑥納期は、古文書によって難易度が異なりますので明確にはいえませんが、できるだけ早くと心がけています。
⑦掛け軸や絵画に書かれた字は専門外ですので、お引き受けできません。破損、汚損が激しく、読解不能と判断したものについても、お引き受けできません。