眠たい感じのにいちゃんが、のんびり話を聞きます

常時寝落ち通話後半ののテンションです

「すごく聞いて欲しいことがある」とき、一番嫌なのは「あれこれ言われる」ことですよね。 私はそうです。 例えば懐から中トロを取り出し「この中トロは何とね......！」と言った瞬間、相手も懐から大トロを取り出し「わ、いいね私も持ってるよー。これはブランドものでねー」とか話し始めたらもう終わりです。黙って中トロを握りつぶし、お尻のポケットへ静かに突っ込むしかありません。 本当は「いい艶だね」とか「めちゃくちゃうまそう」とか「シャリの形がいい」とか言われたいんです。 「どこで買ってきたの？」というド真ん中がもらえたら、マグロの一本釣りのため、荒れ狂う日本海に一人立ち向かった一大スペクタクルが話せます。 私は何を言っているんでしょうか。 話を戻しましょう。 「どんなことでも受けとめる」 言うのは簡単です。 受け止める自信もあります。 家宝のツボでも、ボーリングの球でも、遠慮なく投げてください。 白手袋でそっと受け止めたり、ピンになって倒れたりします。 ただ、それらを投げるには、やはり私への信頼が必要です。 ツボを落とされたら封印が解け、村に厄災が降り注ぐかもしれない。 ボーリングの球に至っては、あなたは犯罪者になります。 大切な思いを吐き出すのであれば、私を見極めてからにした方がいいかもしれません。 「誰でもいいから吐き出せば楽になる」 確かにそうです。楽にはなります。 しかし、そう言った思いは、人生に大切なものです。 話せなければ、それはそれで、いつか大きな意味を持ちます。 別の与太話を話してください。少しは何かが変わりますよ。 もし、少しでも話す気になってくれたのであれば、まずはボーリングの玉だけでも持ちますよ。 片方なくなれば、随分と軽くなるはずです。 つまらん話をここまで読んでくれてありがとうございます。 こう、なんか、感情の波的に「いったれ！」みたいな感じになったらポチってください。 諸手で歓迎します。 もちろんローテンションで気軽に軽快にポチっても大丈夫です。 眠たげに全力で対応致します。