目的は、一般に目標や機能と混同されて使われています。しかし、本来の「目的」は、ミッション(使命)や存在価値(意義)といったモノコトの本質を定義するもので、機能や目標とは区別されるべきものです。(イメージ図参照)
まず、「目的の形式」について紹介します。
目的は、意図したモノコトの提供先とモノコトにより変化する提供先の姿(状態)で表現します。言い換えると、モノコトを提供することで、意図した提供先にどの様になって欲しいかを表現します。
対象事業:飲食店
目 的:食べたいと思った料理を食べることができた人
飲食しながら会話を楽しむことができた人
など
ステークホルダー:学生、男性会社員(若年層・中年層)、女性会社員・・・・
この展開から目的には階層があることが分かります。つまり、目的は一つでは無いということが分かります。また、上位の目的は下位の目的を駆逐するという性質から、より上位の目的を選択し、モノコトを再定義することで、存在価値が高まることが分かります。
ただ、上位であれば良いというものではなく、上位になればなるほど抽象度が増し、対象とする世界は広がり、目的の達成が難しくなることも分かります。従って、適当なレベルの目的を選択することが重要です。
目的は、関係者の価値観を擦り合わせ練り上げ、言葉にすることがポイントです。
このような目的設定の過程で分かることは、
1.提供しようとするモノコト(定食屋)の存在意義
2.モノコト(定食屋)の価値を高めるためのヒント(より価値の高いモノコトへ)
3.モノコト(定食屋)に携わるメンバーの意義(使命感など)
などです。
今回の出品サービスのポイントは、以下の点です。
1.目的の創造:目的をどのように定義したらよいのか?
2.目的の選択:目的をどのように評価し選択したらよいのか?
【サービス提供の流れ】
まず、モノコトの目的(ミッションや存在価値など)に関すること何でも構いませんので相談して下さい。どのような支援ができるか、提案させて頂きます。
提案内容をご承認いただけましたら、サービスを開始させていただきます。
【基本サービス】
基本サービスでは、個別案件に対する具体的な提案ではなく、個別案件における取り組み方の問題点や課題についてアドバイスします。
【有料オプションサービス】
有料オプションに共通する流れは、通信によるワークショップ(相談者のテーマを元に行う)スタイルになります。
1.資料提供
まず、作成して頂く枠組みとなるフォーマットおよび資料作成要領をお送りしますので、具体的なテーマについてフォーマットを使用し、目的の展開・目的の選択及び効果的な活動の定義を行ってください。
2.添削
作成して頂いた資料を基に添削を行い、良い点や再検討頂きたい点などを整理したものを返信しますので、指摘された項目について再検討頂いた資料をお送りください。再添削し返信します。
この時、質問があれば一緒にお送り頂けると、不明点が分かりコメントに反映することができます。
3.ビデオチャット
内容:
・提供させて頂いた資料の説明や実務例作成の協働作業
・作成して頂いた資料のリアルタイムの添削および修正案作成の共同作業
ビデオチャットに入る前に、必要な資料の準備をお願いいたします。