東大に入って、親も東大卒という学生が多いことに気付きました。彼らは決してガリ勉ではありません。スポーツや音楽を楽しむ普通の明るい学生です。
彼らの凄さは、①スポーツや音楽に打ち込んでよい時(「通常時」)、勉強に打ち込まなくてはいけない時(「非常時」)の切り替えのタイミングを知っていること、②勉強に打ち込む必要はない時(「通常時」)でも、最低限の勉強のポイントだけは押さえてきたところです。
こういう生活全般にわたる姿勢は、なかなか予備校・塾で教えてくれません。彼らは、自分の親の日常の姿を見ながら、あるいは、常日頃の家庭での会話の中から学んできたのだな、と思いました。
私は、皆さんのお子さんの「仮の親」となって、自分の子供が中学生、高校1年、2年、3年だったら、どのようなアドバイスを子供にするか考えながら、東大に合格するためのアドバイスをしていきます。
私は高校3年になって慌てて勉強をはじめ、2浪して何とか東大に入学できました。中学生、高校生の頃から意識していればよかったなあというポイントを伝授していきます。
高校生の場合、学校のレベル(例えば、「今住んでいる県で●番目の公立校」)、模擬試験などでの成績を教えてください。
中学生の場合、もっと全般的な生活面のアドバイスになります。今一生懸命打ち込んでいること(部活など)、悩みなどを教えてください。
高校受験を控えている場合、以上に加えて、志望校と模擬試験などの成績を教えてください。
予備校や受験参考書の選び方についてのアドバイスも多少はできますが、細かい点についての最新事情を熟知している訳ではありません。その点はご容赦ください。