インナーチャイルドとは
【心の内側(インナー)にいる子ども(チャイルド)】のことを指します。
自分を守るために、
子ども時代に形成された人格であり、考え方や行動の癖の原因です。
ある程度の年齢になると、親に依存しなくても生きていくことは可能です。
しかし、幼少期の私たちは親に依存しなければ生きていくことができなかったはずです。
それはつまり、親から見捨てられることが死活問題だということ。
その為、親からの愛情を得るために幼少期の私たちは
『親の期待に応える』ことを徹底し、親が喜ぶ反応を学習してきました。
例えそれが
「すぐに人に甘えるな」や「すぐに泣くのやめて」などの
心が締め付けられるような期待であっても。
そしてこのような考え方や行動のパターンは無意識的に繰り返され、
徐々に本人の性格の一部として定着していきます。
そして
長い年月のなかで、生き方そのものになっていきます。
しかし、大人になってからの人間関係では、
それがうまく機能しないことが多々あります。
親から愛してもらうために身に付けた接し方を他人にも無意識にするが
それがうまく噛み合わないのです。
そしてその他者との関係性のズレに苦しんでしまう。
自分の身に付けた生き方が社会に適合しない。
しかし今更幼少期の自分に戻ることは出来ません。
ですから、そんな私たちが出来ることは
過去の自分、つまりインナーチャイルドを癒してあげることなのです。
普通の愛情を注いでもらえなかった過去を思い切り嘆き
幼少期の自分が抱いていた不安や思いを親にぶつける。
そして少しずつインナーチャイルドの傷を癒してあげる。
すると、幼少期に身に付けた癖(=親から愛情をもらうための接し方)に固執しなくなり
自然とその苦しさを手放していくことができます。
『お父さん、もっと愛してほしかった』
『お母さん、もっと愛してほしかった』
そんな幼少期の自分の思いを今からでも癒してあげましょう。
インナーチャイルドセラピーは親を責めるワークではありません。
あくまで幼少期の自分に寄り添ってあげる。
「寂しかったよ。もっと子どもらしく過ごしたかったよ。」
という過去の自分の未完了の思いを満たしてあげる。
そんな素敵なワークです。
今よりももっと生き易くなることを願って。
※必ず下記のお願いを一読した上でサービスの購入をお願いします
①小さい頃を思い出していただき、過去の親への未完了の思いを『嘆く』というワークをしていただきます。これがインナーチャイルドを癒す上で大切なものになるのですが、多少エネルギーが必要で、心が大きく動くワークになります。過呼吸になりやすい、動悸が激しくなるなどの体質であったり、そのような持病をお持ちの方や体調がすぐれない場合にはオススメ致しません。ご自身の身体と相談した上でご購入してくださいますようお願いいたします。
②『嘆く』というワークがある以上は、声を出していただくことになります。その際、周りに他の方(特にご両親)がいらっしゃらない環境が望ましいと言えます。また、そのような環境がご用意できているということを前提にワークを進めていきますので、その点はご理解願います。
③ワークの流れとしては【幼少期の自分を思い出す⇒親へ自分の思いを嘆く⇒今の自分にかえってくる】といった感じになりますが、時間としては1時間位は見ていただきたいと思います。1つ1つを丁寧に進めていくために基本的にはこの流れを省略しないためです。