【参考例あり】ポスターデザインの作り方の基本と目を引くポスター作りのポイント

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キャンペーンやイベントの告知や、店内の掲示物やメニューにも使われる目を引くポスター。おしゃれなデザインにして見る人に興味を持ってもらいたいですよね。しかし、ポスターの作り方がわからない人もいるでしょう。今回は、デザインの基本とおしゃれなポスターのポイントを解説します!

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目次

ポスターデザインの基本


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初心者がいきなりおしゃれなポスターを作ろうとすると、失敗してしまうことがあります。

  • 情報量が多すぎて何が大切なのかわからない
  • カラフルだけど目がチカチカする
  • テイストがバラバラでちぐはぐな印象、まとまりがない……
  • なんとなくダサい……

という失敗を経験したことがある人もいるのではないでしょうか?
その理由はそもそもポスターデザインの基本が押さえられていないからかもしれません。

Josa
「おしゃれなポスターを作るぞ!」と意気込む前に、まずはデザインの基本を押さえましょう!

①ターゲットを決める

ポスターの目的は「来店してほしい」「買い物してほしい」「イベントに参加してほしい」など決まっているはず。
では、そのポスターのターゲットもきちんと決められているでしょうか?

ターゲットが決められていないポスターは、言ってしまえば「誰も興味を示さないポスター」です。
同じイベントのポスターでも、ターゲットを変えることで実際に来店したり参加したりするお客さんをコントロールできます。

たとえば、お花屋さんのキャンペーンポスターで考えてみましょう。

女性をターゲットにする場合
  • ピンクや黄色などのパステルカラーを使う
  • 柔らかく優しい雰囲気の花の写真
  • 「お花のある生活」などイメージを促すキャッチフレーズ
男性をターゲットにする場合
  • ビビットカラーを使って目を引く
  • 男性が女性に花を贈るイメージ写真
  • 「大切な人(彼女や妻)にお花を贈ろう」など行動を促すキャッチフレーズ

女性は自分のために花を買いますが、男性は自分ではなく誰かに贈る前提を花を買う人が多いです。
ターゲットが女性か男性かで、まったく違うポスターができそうですよね。
ターゲットの趣向に合ったデザインにすることで、よりポスターの目的を果たしやすくなるのです。

②情報を整理する

ポスターという1枚の絵の中に情報を詰め込みすぎるのはNG。
文字だらけでダサい印象になってしまいますし、何よりどの情報が大切なのかがわかりません。

通行人がわざわざ足を止めて見ないといけないほどの情報量にならないように、ポスターに入れる情報を整理しましょう。

必ず入れておきたい情報はタイトルやキャッチコピー、イベント名など。
日時や開催場所なども入れておくと良いですが、それ以外の情報は無理して入れる必要はありません。

Josa
情報量を限りなく抑えたポスターは雰囲気があり、文字ではなくインスピレーションで語りかけてきます。シンプルイズベスト!

どうしても情報量が多くなる場合、大事な情報は大きく、その他の情報は小さく入れるなど、情報の強弱をつけると良いでしょう。

③配色を事前に決める

ポスターは配色によってイメージが変わります。
青や緑などの寒色だと落ち着いた印象に、赤やオレンジなどの暖色だと明るい印象に。
色が与える印象は次のようなものがあると言われています。

さまざまな色を混ぜると賑やかになりますが、逆にターゲットが定まらなくなる、ちぐはぐになるなどのデメリットもあります。

そこで、ポスターに使う色の配色を事前に決めておきましょう。
配色を決める際には色相環を使うのがおすすめ。

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隣り合う色は同系色で親和性が高く、対極にある色が「補色」となります。

「補色」とは
色相環の対極にある色同士の組み合わせ。色の差がはっきりしており、一緒に使うと派手な印象になるのがポイント。

全体的にまとまりのあるポスターにしたいときは同系色、派手にして目を引きたいときには補色を使うのが基本です。
原色(ビビット)以外にも「ペール」や「ブライト」「ダル」「ダーク」などさまざまなトーンがあるため、なるべく同じトーンで合わせるようにしましょう。

Josa
トーン別の色相環もあるため、さまざまな色相環を見比べてターゲットに合う配色を考えてみよう!

おしゃれなポスターをデザインする4つのポイント


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ポスターデザインの基本を押えたら、いよいよおしゃれなポスター作りに取り組みましょう!
ここではおしゃれなポスターデザインにするためのポイントを解説します。

Josa
ポイントはたった4つだけですが、ポスター作りに取り入れると劇的にデザインが改善されますよ

ポイント①:使う写真で雰囲気が変わる

ポスター作りでまずこだわるべきは、写真や画像です。
使う写真によってポスターの雰囲気がガラリと変わるのは言うまでもありません。

写真選びのコツは、ターゲットの趣向に合う写真かどうか、そしてイベントやキャンペーンなどの目的に合っているかどうかの2つ。

女性ターゲットなら柔らかい印象の写真、男性ターゲットならスタイリッシュな写真を選ぶようにしましょう。
また目的が花を買ってもらうことであれば、花を部屋に飾った写真を使うなど「目的を果たした後のイメージ」を想起させるような写真が最適です。

写真選びにはしっかりと時間をかけ、必要であれば加工する・フィルターをかけるなどして、イメージに合う写真を用意しましょう。

ポイント②:フォント(字体)にこだわる

写真と同様に、使うフォント(字体)によっても雰囲気が変わるのもポイント。
できればフォントにもこだわっていきましょう。
基本のフォントはゴシック体と明朝体の2つ。

ゴシック体
可視性が高く、遠くからでも目につきやすい太めの文字
遠くからでも読みやすく目に入りやすいため、タイトルやお店の名前などを印象づけやすいです。
面白さや楽しさなど、親しみやすさを感じさせ、太字は元気で力強く信頼できる印象を、細字はシャープで女性らしい印象与えます。 
明朝体
可読性が高く、とても読みやすい教科書のような文字
文字としてバランスが取れているため、知的で上品な印象を与えます。

フォントを統一する必要はありません。
タイトルや見出しは遠くからでも読めるゴシック体に、本文は誰でも読みやすい明朝体にするなど、文字によって使い分けると良いでしょう。

他のフォントはポップな印象を与える「ポップ体」やPCでも整って見える「メイリオ」、日本語に合う和文フォントやローマ字に合う欧文フォントなど。
さまざまなフォントを試して全体と調和の取れるフォントを見つけましょう。

ポイント③:余白は多めにとる

なんとなくダサいポスターにありがちなのが、余白がまったくないこと。
文字や写真などの情報を詰め込みすぎてしまい、ギュッと詰まったような印象になってしまうのです。

自分が思っている以上に、余白はかなり重要な働きをしてくれます。

  • 目に優しく読みやすくなる
  • 情報同士がぶつかり干渉し合うのを防ぐ
  • スッキリして洗練された印象を与える
  • 移動できるスペースが増えデザインの幅が広がる

なんとなくスッキリしない、ダサい印象が抜けないときには、思い切って情報量を減らし、何もない余白の空間を作ってみましょう。
自分が「物足りない」と感じるくらいが、実は1番おしゃれに見えるポスターになるはずです。

ポイント④:文字の大小・位置を工夫する

情報量の項目でも少し触れましたが、文字の大小・位置はポスターのイメージや読みさすさを左右する大事な要素。
タイトルは大きく目立たせ、日時や開催場所などの付随する情報は小さく添えるなど、文字のコントラストを意識しましょう。

文字の位置も意識したいポイント。
横書きと縦書きでは視線の移動の仕方が違います。

  • 横書きの場合、左から右に向かって文字を読む
  • 縦書きの場合、右上から左下に向かって文字を読む

これらの特徴から、横書きにする場合は左上に文字を寄せ、縦書きの場合は右上に文字を寄せるのが基本です。
ポスターを見る人が文字を読みやすいように、大きさや位置を工夫してみてください!

参考にできるおしゃれなポスターデザイン


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それでは実際におしゃれなポスターを見ながら、おしゃれなデザインのイメージを固めていきましょう!

カフェ・フードのおしゃれポスターデザイン

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全体を「バナナ」のテーマカラーでもある黄色でまとめつつも、色の明るさ・濃さによってコントラストを。
文字をあえて白やオレンジにすることで、イメージを崩さないように配慮されています。
とてもまとまりがあり、文字ではなく「見た目」による訴求力が高いですね。


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店内掲示用のメニューポスター。
メニューなのでどうしても写真・名前・値段と情報量が多くなってしまいますが、パーツごとに分けて整理されているため、ゴチャゴチャ感がありません。
食欲を増進する暖色系カラーを使っているのもポイントです。

イベント・キャンペーンのおしゃれポスターデザイン


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女性の画像を使用し、女性がターゲットであることが明らかなポスターです。
配色は青系でイメージに「水」を持ってくることで、潤いや保湿を連想させ、全体をクリアにまとめています。
どうしても入れたい細かな情報は、下の帯にまとめて入れているのも参考にできますね。


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こちらは逆に、情報量を極力押えシンプルさを追求したポスターです。
大事な情報はとても大きな文字で、それ以外の情報を極小の文字で下にまとめて入れることで、文字によるコントラスト効果を狙っています。

大事な情報にだけ目が行くため、通行人の視点をキャッチしやすいでしょう。

手書き風のおしゃれポスターデザイン


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写真+文字だけではどこかお堅い印象になるところを、手描きのイラストと文字を入れることで、とても親近感のあるポスターに仕上げています。

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出典:ココナラ

手描きポスターも情報がゴチャゴチャしがちですが、こちらは大きなイラスト+小さな情報を組み合わせているのがポイントです。
大きなイラストをアイキャッチにし、近付いたときに文字を読んでもらうという流れにスムーズに誘導できますよ。

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おしゃれなデザインのポスター作りは基本を押さえることから

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初心者がポスターを作ろうとすると、情報を詰め込んだり、色彩に統一感がなかったりと、どうしても「なんとなくダサい」印象になってしまうもの。
しかし基本やちょっとしたコツを押さえるだけで、おしゃれかつ訴求力の高いポスターになるのです。

自分でポスターデザインに挑戦してみるのはもちろん、手軽におしゃれなポスターが欲しいならプロに制作を依頼してみるのもおすすめ。。
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