ラブコメ:モテたい男子の自虐日記【朗読動画】
おはようございます。ブログを閲覧いただきありがとうございます。 youtubeにて「語り部朗読BAR」というチャンネルを運営しております。 自身で小説を書き、声優さんに朗読していただいたものに動画編集をして公開しております。 たまに作者自身の北条むつき朗読もございます。 今回ご紹介の朗読動画は、ラブコメのお話です。 良かったら聴いていただけると嬉しいです。・朗読動画もご用意しております。・文字をお読みになりたい方は、動画の下に小説(文字)がございます。◉モテたい男子の自虐日記作者:北条むつき朗読:木下アルヴィン第一話 自虐の唄 俺、増山要《ますやまかなめ》はモテたことがない。最後にモテた記憶、それは幼少の頃、女の子とままごとをして夫婦役をして遊んだ時にモテた記憶だ。だが、そのままごとのお嫁さんにも、いつの間かに逃げられた。 それ以降、小中高とモテた記憶は全くない。小学生の頃は、背が小さく女子と変わらない背丈か、むしろ女子にも負けていた。そんな俺にも好きな女子が出来た。学級委員長の女子、財田優希《さいだゆき》だ。学校終わりに呼び出して告白をした。だが、「チビとは付き合えない」と罵られて俺の恋は終わった。 中学に入っても、背は低く、全くモテない。 小学生の頃の告白に懲りて、もう好きになるものかと思った。だが、そんな中でも、普通に話してくれる女子もいた。それに家にも遊びに行ったりする仲。部活も一緒のバレー部、金田朋美《かねだともみ》だ。俺は背が小さくてレギュラーになれなかったが、朋美は背も高く、すらりと伸びた足と長い腕でレギュラーだ。そんな朋美に憧れていた。朋美の事が徐々に気になり
0