絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む
有料ブログの投稿方法はこちら

すべてのカテゴリ

1 件中 1 - 1 件表示
カバー画像

利己心と利他心

コンサル時代、「利己心と利他心」という言葉が多用されました。 利己心とは読んで字のごとく「己(おのれ)の利益のみを考える心」。 利他心とは反対に「他人の利益を与える心」。 一般的に人は利己心を求めがち、だけど利他の心が重要です、というように使われます。 利己心はわがまま。 利他心は善意の心、といったところでしょうか。 しかし、コンサルタントのある先輩は言うのです。 「利己心=利他心」であると。 つまり、自分の利益を追求することは、結果的に周りの人間にも良い影響を及ぼす。 例えばあなたが営業マンであったとする。 営業マンは業績を上げねばならない。 足を棒のようにして営業訪問し、一日何百件とテレアポするときもある。 その結果として受注が増え営業成績が上がる。 自分が良いと思うものをたくさん売って、 自分も営業成績が上がり、 購入者も良い製品を購入できて満足。 「なるほどな」と思うと同時に、これにはもう一つ付け加えねば ならない気がしてならないのです。 付け加えるものとは、 「自分や世間一般の人が良い製品・サービスだと認識できるもので営業をしている」 という前提条件です。 これがないと、単なる押し売りとなります。 「振り込め詐欺」などは良くない例として取り上げられるでしょう。 良い製品・サービスを、 良いものであるとPRして営業活動をし、 購入者に喜んでいただき、 製造者・販売者・購入者がよろこぶ。 いわゆる三方良しです。 転職エージェントをしていると、たくさんの企業に巡り会います。 「良いものを売っているな」 「良い雰囲気の会社だな」 と思うところもあれば、もちろんその逆も存在しま
0
1 件中 1 - 1
有料ブログの投稿方法はこちら