サイエンティストの独り言1(知の探求と構築)

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学び
こんにちは。Dr Anonymousです。
本日は,私の独り言を載せます。タイトルは,「知の探究と構築」です。
サイエンティストは,普段,どのような仕事をしているかご存知でしょうか?
大きく分けると二つあります。

1つ目は,知を探求すること。これは,科学者が実験をして新たな法則を解明したり,今までになかったモノを発明するといったイメージです。言い換えると,未知を探求することで知のフロンティアを開拓することです。

2つ目は,知を伝えること。これは,研究成果を論文で発表したり,大学の教授が学生に授業で知を伝授するイメージです。言い換えると,フロンティアを開拓するための,開拓者を育てることです。

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では,この2つの仕事をするためには,何が必要でしょうか?

それは,知識を構築することです。
知識の構築とはなんだろう?と思った方もいらっしゃると思います。
ご安心ください。後でしっかり説明致します。

知識の構築とは,知識をインプットして,自分の脳内で溶かし込んで,自分なりの文脈を作ることです。つまり,インプットした知識を自身の知識の鍋の中に入れて,新しく調理するイメージです。
この話をすると,多くの人はこう考えるかもしれません。「知識はググレばいいじゃないか」と。
情報が溢れている現代の世の中では,ネットで検索さえすれば,誰でも博識になれます。それに,分からないことは,ネットで調べればだいたい解決することが可能です。
それに対して,私はこのように言います。
「それは,構築された知識ではなく,暗記した事柄」と。

どういうことか説明します。
検索すれば出てくることを暗記することに何の意味があるでしょうか?
ネットが無かった時代は,色々なことを知っている人間は,周りの人間から評価されたでしょう。すなわち,マジョリティが知識を有していない時代においては,知識を有している者は,希少的だったのです。しかし,マジョリティが知識を習得できる現代では,その希少性は失われます。だから,暗記した事柄と言うのです。

では,知識を構築するにはどうすればいいと思いますか?
答えは,先述した「インプットした知識を自分の脳内で溶かし込んで,自分なりの文脈を作る」ということです。具体的には,「考えること」と「気付くこと」です。

そこで,知識を構築するために,「考える」を辞書で調べてみましょう。
考えるを辞書で調べると以下の5つが出てきました。
1 知識や経験などに基づいて、筋道を立てて頭を働かせる。
2 関係する事柄や事情について、あれこれと思いをめぐらす。
3 工夫する。工夫してつくり出す。
4 問いただして事実を明らかにする。取り調べて罰する。
5 占う。占いの結果を判断・解釈する。

主に,重要になるのは,1~3です。
まず,1番。「知識や経験などに基づいて、筋道を立てて頭を働かせる。」
これは,インプットした知識を使って料理の計画を立てているイメージでしょうか?
知識を使って何かをしようとしていますね。

次に,2番。「関係する事柄や事情について、あれこれと思いをめぐらす。」
これは,自分の脳内で溶かし込んでいるイメージですね。
調理中といったイメージでしょうか?
これも知識を使って何かをしようとしていますが,1番よりは少し進んでいますね。

最後に,3番。「工夫する。工夫してつくり出す。」
これは,調理した料理を盛り付けたイメージでしょうか?
ここでは,インプットした時の知識より情報量が増え,飾り付けされていますね。

「考える」をまとめると,インプットした知識を何に使うか決めて,自分の持っている知識と合わせて,新たなモノを構築することになりますね。
つまり!!知識をインプットして,自分の脳内で溶かし込んで,自分なりの文脈を作ることです。

え??「気づくこと」はどうなるの??

気づくことは,この「考える」によって構築された知識によって,新たなモノを評価する際に生じます。
何かある事柄の知識を構築すると,物事を評価する時の指標あるいは文脈が形成されます。その時に,構築された知識が深いほど,新規のモノに対しての見え方が変わります。
分かりやすく言うと,今まで構築された知識は脳内で散在した点として存在していますが,その点と点が繋がるイメージです。


具体的には・・・
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