ピアノコピーの詳細分析

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ビジネス・マーケティング
世界で最もパクられたと言われるピアノコピー。

そのヘッドラインはあまりにも有名なので、コピーライティングを学んだことが無い者でもどこかで見たことがあるかもしれません。

「僕がピアノの前に座ると笑われた。でも弾き始めると...!」というアレです。

ただ、実はピアノコピーが秀逸なのはヘッドだけではありません。

リードや本文も非常に効果的なコピーになっています。

ご存知でしたか?

全体の骨格に関してだけは先日別の記事でも書きました。

そちらで解説したのはピアノコピーに隠れた比較は何か?という問題です。

少し抽象的な話をさせてもらいますと、全ての「価値」は相対的なので、比較を使うことで価値を鮮明にできます。

したがって、セールスレターのように商品の「価値」を納得してもらいたい説得的言葉では、比較を使うのは効果的な手法だと言えます。

では、ピアノコピーではどんな比較が使われているのか?というのが、上でリンクを貼った記事で解説した問題でした(そちらは翻訳の必要が無いので無料)。

ですが、比較というのは効果的なセールスレターの4つの要素の1つでしかありません。

(最も重要な要素ではあるのですが。)

では、ピアノコピーの続きには

・どんな構造が隠れているのか?
・コピーライター(このレターだとJC)はどのような意図を持って書いたのか?

を分析しています。

より詳細には、一文一文、JCが

・なぜその文を書いたのか?
・なぜその単語を使ったのか?
・なぜその順番で語ったのか?
・他にも語り得ることは色々考えられるが、なぜそれらは書かなかったのか?

などを考えています。

したがって、この分析に書かれている考え方を応用すると、売れるレターを書くコツが掴めるでしょう。

コピーライティングの書籍を何冊も読んでみたけど、まだイマイチ売れるレターが書けないという方は、書籍で学んだ「原理」が実際に使用されている利用例を見ることになります。

その為、使い方の感覚が掴め、自力で売れるレターを書けるようになるかもしれません。

あるいは、「コピーライティングは配慮からできている」という私の持論を採用するならば、ビジネスに限らず、普段のコミュニケーションにも応用できることになります。

(実際、個人的な話ですが、私は売れたレターの分析から得た配慮の仕方を異性とのやりとりに応用し、結果も出しました。)

なお、これらの分析は、ロバート・コリアーが彼の本の中で提唱している6フレームを私なりに解釈した枠組みに基づいて行っています。

その過程では、世界的コピーライター達が書いたコピーライティングの本にも書かれていないような「原理」も発見しています。

(私流の6フレームにはこれらの「原理」も反映されており、私のコピーライティング理論が深まるにしたがって修正を加えています。

そしてもちろん、このフレームワークを、私はレターの執筆の際にも利用しています。)

私がこのような「原理」の発見ができるのは、本業では理論物理学者をしており、分析的に観察する訓練を積んでいるからです。

また、そうして培った研究方法を応用して、私は独自に言葉の研究を行なっており、普段から1つ1つの言葉が相手に与える影響を観察・研究しているからです。

なお、私は普段は元の英語のレターを分析していますので、ここに書いた分析も英語のレターの分析です。

したがって、英語が得意でしたら、元の英語のレターと見比べながらこの記事を読むことを強くお勧めします。

ピアノコピーはあまりにも有名ですが、日本語の訳はネットで探しても1つくらいしか見つかりません。

その訳でも大きな問題は無いのですが、翻訳者がコピーライティングを学んでいたかというと怪しいと私は考えています(その訳は外注されたそうなので)。

原文に込められた様々な配慮を、翻訳の過程で取りこぼしてしまったらどうなるでしょうか?

折角の原石も価値が大きく損なわれてしまうのでは無いでしょうか?

あるいは、写経を行なっている方も少なくないと思いますが、そんな訳を写経しても最大の効果が得られると思われますか?

(しかも、私が見つけた訳には一部誤りも発見してしまいました...。)

ということで、英語が得意でなくとも、この記事を読めば、コピーライターが配慮していたこと(の中で私がこのレターを分析した際に読み取れたもの)は理解できるようになっているはずです。

では、JCが、一語一語に何重もの意図を込めた、芸術的レターをお楽しみください。
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