強力な言葉を絶対に使ってはならない1つの場所とは?

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ビジネス・マーケティング
緩急という技術があります。

主に野球で使われる技。

ピッチャーが緩急を正しく使えれば、それだけでバッターを次々と三振に倒すことも不可能ではありません。

野球好きの方であれば、日頃からテレビで目にしていると思います。

ところが、緩急をうまく使えなければ、敵にとっては格好の餌食。

何の変化もない球を次々と打たれて敗れます。

実は、同じことは言葉にも当てはまるのです。

つまり、

・どこで強め
・どこで弱めるか

これをきちんと把握して意識的に使い分けることで変化に富んだコピーになります。

逆に、使い所が見えていないと、

・説得力ゼロ
・退屈なレター
・誇大広告のオンパレード

になって終わります。

こんな言葉では相手に全く響かないだけで無く、法に触れかねない、使えない代物になってしまいます。

では、どうすれば良いか?

そう、正しい緩急の付け方を知ることです。

私は、適切な緩急の付け方を、波紋を呼んだレターを分析している時に発見しました。

そのレターは、広告を掲載した雑誌からは「やめてくれ」と言われたにも関わらず、商品の売上を2倍以上、具体的には+112%も上げたという実績を持っています。

この記事では、そんなセールスレターの邦訳と、その私なりの分析を載せています。

分析では、一文一文、レターを書いたコピーライター(このレターだとJY)が

・なぜその文を書いたのか?
・なぜその単語を使ったのか?
・なぜその順番で語ったのか?
・他にも語り得ることは色々考えられるが、なぜそれらは書かなかったのか?

などを考えています。

したがって、この分析に書かれている考え方を応用すると、売れるレターを書くコツが掴めるでしょう。

コピーライティングの書籍を何冊も読んでみたけど、まだイマイチ売れるレターが書けないという方は、書籍で学んだ「原理」が実際に使用されている利用例を見ることになります。

その為、使い方の感覚が掴め、自力で売れるレターを書けるようになるかもしれません。

あるいは、「コピーライティングは配慮からできている」という私の持論を採用するならば、ビジネスに限らず、普段のコミュニケーションにも応用できることになります。

(実際、個人的な話ですが、私は売れたレターの分析から得た配慮の仕方を異性とのやりとりに応用し、結果も出しました。)

なお、私は普段は元の英語のレターを分析していますので、ここに書いた分析も英語のレターの分析です。

したがって、英語が得意でしたら、元の英語のレターと見比べながらこの記事を読むことを強くお勧めします。

英語が得意でなくとも、この記事を読めば、コピーライターが配慮していたこと(の中で私がこのレターを分析した際に読み取れたもの)は理解できるようになっているはずです。

では、JYが、一語一語に何重もの意図を込めた、芸術的レターをお楽しみください。

(ちなみに、私が発見した元のレターが見られる場所では、一緒にJYのコピーに対する2つの信念や、彼のコピーの書き方も学ぶことができます。)
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