親をゆるすのは諦める

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こんにちは。

HSPエンパス霊能者の陽子です。

このところ、「私の親子関係のあゆみ」を書いてきましたが、ここでいったん番外編を入れます。

「親をゆるす」という大きなテーマについて、私の考えをお話します。

ここに書くのは、長い年月悩んできたこと、そしてそれを癒す試みをずっと続けてきて感じていること。

セッションの時にお話しする内容のベースにはなりますが、絶対とも思いません。

「ああ、そういう考え方もあるのね」と思って読んでいただければ幸いです。

親をゆるすのは諦める

結論から言いますと、私は「親をゆるすのは諦めてはどうか」と思います。

小さな時は、家庭の中での自分の立ち位置がすべて。
そして、いろんな家庭があります。

お悩み相談の場に来てはいるけれども、

・自分のこと(主に小さい頃何があったか)は、話したくない
・過去をないものにしている

といった方や…

「毒親」という言葉を使い、まさに今、心の膿出しをしている方も(それはいい悪いということではなく、ひとつの過程だと思う)。

とてもひと言では言えない、傷ついた過去があるということ。

それにも関わらず、多くの人に共通しているのが「親をゆるさないといけない」という思い。

強迫観念といっては語弊がありますが、「ゆるすこと前提」で苦しんでいるのでは?と感じるんです。

親に対する「なぜあの時、私にあんなことをしたんだ!」という怒りの他に、ゆるせない自分を激しく責める気持ちもあわせ持っているように見えます。

また、深い部分には「ゆるせないことが苦しいから早くゆるしたい」という思いもあるかもしれません。

しかし、今はゆるせない。
いくらそうしようと思っても、激しい感情や悲しみを払拭できない。

残念ながら「恨んでなんか、いない」と抑え込もうとしたところで、悲しみがいつの間にか消滅したりはしません。

それなら、諦めるしかないです。
厳密には「ゆるさなくちゃ」はいったん置いておくという感じでしょうか。

「親をゆるそう」と思う前に、やるべきこと

私は、「親をゆるす」と思う前にやるべきことがあると思います。

それは今の「私の」状況を見るという本当の意味での「諦める」。
「諦める」という言葉は本来、「明らかに見る」という意味があります。

・「私が」本当はどう思っているのか
・「私に」今できていること、できていないこと
・「私は」楽になるために何をしていけばいいか(どんなことなら、できそうか)

こうしたことを、はっきりとさせるのがよいのでは?と思うのです。

先ほど

「深い部分には"ゆるせないことが苦しいから早くゆるしたい"という思いもあるかもしれない」

と書きました。苦しい状態を何とかしたいのは当然のことなのですが…

まず、この「明らかに見る」過程を通り、楽になるための土台を作ってはいかがでしょうか。

「課題の分離」を意識する

この「明らかに見る」をする時、あなたは、「当時は、お父さんやお母さんも大変だったから責められない(そんなことしたらかわいそう)」と思うかもしれません。

しかしはっきりと言ってしまいますが…

親が大変だったことは、親の問題です。
あなたが傷ついたこととは、切り離して考えるべきです。

この「課題の分離」理論は、『嫌われる勇気』で有名なアドラー心理学にもあります。

実際は、そんな風にドライに考えるのは難しいと思うでしょう。

しかし、誰がなんと言おうと「私は傷ついた」という事実に変わりはありません。

この「課題の分離」を意識することで自分の状況や気持ちを整理できます。

人の問題を背負うのをやめよう

人のことまで背負い込んでしまうことは、一般的には「優しい」と言われますが、私はむしろ無責任で傲慢なことだと思います。

背負い込むだけで、決して相手には何もしてあげられませんし…
深い部分ではお互いが自身の人生に集中できず、苦しむことになるからです。

私自身も母と自分の問題を切り離す努力をしてきました。

そして、家族全員が緩やかではありますが生きやすくなってきています。

実際母は、私に干渉しなくなりました。

母自身の健康問題も改善され…
それにつられて父も変わり…

ひいては夫婦関係も変わっていっているようです。

人ひとりの変化が、周りの人をも変えていくさまを目の当たりにしています。

ご家族の問題について、お悩みのあなたの「明らかに見る」作業のお手伝いもできます。

お問合せからでもお気軽に、ダイレクトメッセージにてお待ちしております。
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