ダイエットにチャレンジしている方をみていると、成功する人、失敗してしまう人がいます。
私も、多くのダイエット相談をいただいているのですが、その中で、継続できる、成功できる、という人には、共通点がある事実に気付きました。
それが、
ダイエットに成功する人は、ダイエット以外の目的を持っている
という点です。
痩せてモテたい。
キレイになりたい。
好きな洋服が着たい。
というのは、ダイエットが目的のパターンです。
理想を叶えるために、痩せた身体が必要だから、ダイエットに向き合います。
もちろん、このようなダイエットが目的でも痩せられる方はいます。
痩せたい気持ちが強ければ強いほど、モチベーションが高まり、身体の変化を楽しめるはずです。
その一方で、少し心が折れたとき、疲れたとき、我慢ばかりのとき、急にやるきが失われてしまいます。もういいや、とリバウンドしてしまうのも、ダイエットが目的のケースの特徴です。
それでは、ダイエット目的ではないダイエットは、どのようなメンタルなのでしょうか?
これまでに見てきた中には、
・健康目的
・病気改善
・食費や被服費などの節約
・筋肉をつけて強くなりたい
・人前に出る仕事をしているから標準体型になりたい
といったパターンがありました。
「痩せて身体の不調を治したい、健康になりたい」
「食べ過ぎや大きいサイズの服の購入で出費がかさんでいる」
「体型のことでバカにされたり、いじめに遭ったりしたくない」
「営業や受付などの仕事で人に見られるから、痩せて清潔感を出したい」
こんな風に、ただ痩せるのではなく、健康や家計、人間関係、仕事など、別の部分に目的がある場合、やるしかなくなり、本気でダイエットに向き合えます。
本気でやるから結果につながり、さらにダイエットが楽しくなるのもメリットです。
私も以前、腰の手術をしたときに、
「腰の負担になるから太らないようにね」
と先生に言われました。
この一言は結構大きく、またあの腰痛を味わうくらいなら、標準体重を死守してみせる、という気持ちをつねに持てています。
病気や予備軍になってから、焦りを感じて禁酒や禁煙した人の方が、成功しやすいのも同じ理由。
ダイエットはつい、自分が望む見た目を目的にしてしまいがちですが、成功させたいならもう一つ、今後の人生を豊かにする目的をプラスしてみてください。
目的が定まったら、あとは自分に合うダイエット法を見つけるだけ。
一人では向き合いない場合は、アドバイザーにご相談ください。
あなたのライフスタイル、食生活の嗜好に応じて、最善の方法をご提案・伴走いたします。
ぜひお気軽に、ご相談ください。