まず、哲学の論文が日常からかけ離れたものが非常に多いことを最初に説明しようと思う。
此処では、ビジネスや社会に照らし合わせた男性的思考の哲学と、家事や農業と掛け合わせた女性的な哲学と捉えて説明しようと思う。
「仕事と社会における男性的哲学」
なぜ、哲学がある人ほど他人の意見に左右されずに富を得られるのか。そして、哲学がないのになぜ地位や富を独占できる人々がいるのか。
大きな名誉と称賛から大金を稼ぎ、富や財産を保持するために哲学が必要だ。人生に深みがある「今の自分なりの人生観」があると、人の注目を集め、あなたの仕事が作り上げたエネルギーを手にしてみたい、あなたの活動を応援したいとする安定したエネルギー受給が可能となる。
しかし、メディアを使って哲学を作り上げてしまうものたちが過去に男性的哲学を持つ素晴らしい人だと大衆から勘違いされていたのも事実だ。哲学という自分の経験情報や、広い視野で集めたエネルギーを自分の内なる魂で噛み砕く。そして無駄を省き、新しいエネルギーを携えた鮮麗されたエネルギーこと哲学と呼べる。
この作業を省いて、「エセ哲学」を展開するのだ。これを大衆は素晴らしい哲学を持って仕事をする人だと勘違いしてしまう一因である。
また、このようなセレブと呼ばれるような暮らしをするエセ哲学者たちは、大衆に自分たちの浅はかな哲学が露呈することがないように、自ら哲学を探究しないように気づかせるチャンスを失わせる法律の中に、自分たちが哲学者としての地位を保つための社会システムを作り、条例などを作り潜ませておくのだ。
また、自分の哲学に少しでも疑問を持つ人々には、自分の応援者から自由意識を奪い、疑問を持つ人々へ集団攻撃するようにメディアを使ってプロパガンダをメディアに強いることがある。
しかし、いくらなんでも「哲学がない人々」も大衆を騙すには限界がある。そこで、使われるのが宗教だ。大昔から続いている宗教創始者は、ほとんどが宗教を作ろうとして作り上げたものではない。
あれは、哲学を持った人に憧れて自分もあのような哲学を持った人になろうとした応援者が、勝手に神聖なものに仕立て上げ、崇め、集団になっただけのことなのである。
つまり、エネルギー加工がきれいに施された哲学という言葉を使って、社会に影響した過去の遺産を用いてエセ哲学者たちは人生に深みを見せているのだ。
意外にも思われるかもしれないが、有名なハリウッドセレブや政治家、または企業家ほど宗教に依存している場合が多い。イギリスでも昔から星占い師を贔屓にしている政治家もいることは有名だ。
本来、スピリチュアルと呼ばれるエネルギー統計学や哲学は、人が依存して健康的に扱えるものではない。今の肉体や環境に必要なところだけ取り出して活用していくのが良い。