【疑問解決!】ワンコーラスって何?

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音声・音楽
いろんな意味で使われる事がありますが、ここのサービスでは、歌ものの場合は「1番の部分にあたるところ」、BGMなどでは「大まかに24小節程度のフレーズのまとまり」を指していると思ってください。

従って、BGMなどの場合、時間ではなく小節数を決めているので、テンポによってその楽曲の長さ(演奏時間)は変わってきます。テンポが速いほど曲は短く、ゆっくりなテンポほど曲は長くなります。

Tempo(BPM)=120[マーチテンポと呼ばれ、多くの行進曲はこの付近の速さが多いです。他にも「となりのトトロ」はTempo(BPM)=120程度です] の4拍子の24小節の場合、約48秒程度です。かなりゆっくりめのTempo(BPM)=60ですと、96秒(1分33秒)程度。少しゆっくりめのTempo(BPM)=80ですと、72秒(1分12秒)程度、速めのTempo(BPM)=160ですと、36秒程度になります。

という事で、1コーラスはザックリいうと、歌ものの場合は「1番の部分にあたるところ」、BGMなどでは「大まかに24小節程度のフレーズのまとまり」でした。

<ここからは、もうちょっとだけ詳しく知りたい人だけ>

ワンコーラスの中をさらに分解すると、「Aメロ - Bメロ - サビ(一例です)」のようになります。

この「Aメロ - Bメロ - サビ」を1コーラスといい、2回で2コーラス、3回で3コーラスといいます。当サービスでは、2コーラス以上を複数コーラス(または長尺)と言っています。

1コーラスにはイントロや間奏などは含みません。歌などの場合、イントロ - 1コーラス目 - 2コーラス目 - 間奏 ・・・・等となる場合が多いです。もちろん、曲によってさまざまで、サビ始まり(曲の冒頭がいきなりサビ!!)という曲も多いですね。

基本的な形では「Aメロ(8) - Bメロ(8) - サビ(8) ()内は小節数」ということも多いです。もちろん、決まりではありせん。4小節・5小節・6小節など、なんでもいいんです。ただ、8小節のものは多いし、曲の組み立てを考える上ではじまり、中、終わりなどを考える時にも十分なうえに長すぎないので、まとまり・落ち着きがよくなります。聴いていてもすんなりと曲の流れが入ってきますが、あまりにも自然すぎて印象に残りづらい!という時には、あえて、部分的に小節数を変えると、とてもアクセントになっていい効果が出ることもあります。

BGMなどではAメロ・Bメロ・サビなどというハッキリしたものがない事も多いですが、8小節ごとなどで区切りを意識していることが多いです。文章に句読点がなく、だらだらとした文章は読みにくいのと同じく、音楽もどこまで続くのかわかりにくい曲は聴きにくいものです。

曲が長すぎると飽きてしまうし、短いと物足りない。24小節程度は無難な線です。特に3コーラス程度ある歌ものでは、テンポにもよりますが、1コーラスが、1分くらいだとしても3コーラスで3分程度、それにイントロ、間奏、転調、アウトロ、などが入ると、4分~5分になることは多いです。5分を超える曲は、かなり長い!!と感じてしまいます。よほど気に入った曲でないと、5分以上の曲を繰り返し聴くのはつらくなってきます。


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