東京都庁総合職（行政職）への面接では、幅広い業務を経験する「ジョブローテーション」への適応力や、具体的な職務経験の深掘りが特に重視されます。本記事では、筆者がこれまで東京都庁の転職面接支援の経験や、都庁から民間企業へ転職した方々からの情報と徹底リサーチを基に、質問カテゴリごとに代表質問と深掘り質問（各3問）を提示し、PREP法などによる模範解答例とプロのアドバイスを詳説します。(*新卒の面接でも役立ちます！)
筆者紹介: 人事歴15年以上（現役人事責任者）でココナラ面接練習部門人気No.1（実績1000人以上）。これまで東京都庁志望者5名（うち3名内定）を支援し、民間企業や他自治体出身者の幅広いバックグラウンドに対応してきました。そういった実際の体験談から得た情報と東京都の統合報告書や重点施策資料を徹底研究し、東京都庁の最新の都市ビジョンを踏まえた質問例と解答例を用意しました。
🎯一次面接 全体のポイント
面接形式: 所要時間は20～30分程度、面接官3名程度のパネル面接。最初に自己紹介や1分間PRでアイスブレイクの後、質疑応答に入ります。
重視ポイント: 「守備範囲の広さ」（ジョブローテーション対応力）と具体的な業務経験の深掘りの2点。これらを意識して回答を準備しましょう。
1. 自己紹介
想定質問: 「自己紹介をお願いします。」
深掘り1: 「これまでのキャリアで特に力を入れたプロジェクトは何ですか？」
深掘り2: 「その経験で達成した成果を教えてください。」
深掘り3: 「その経験を都庁業務でどう活かしたいと思いますか？」
回答例:「私は◯◯業界で〇年間、営業担当として新規顧客開拓に従事しました。中でも新製品の市場投入ではリーダーを務め、○○％の売上増を達成しました。これにより「企画力」と「実行力」を身につけました。都庁でも新規事業やプロジェクト推進で、企画立案から具体化まで貢献したいと考えています。」
アドバイス:
PREP法（Point→Reason→Example→Point）で論点を整理しましょう。結論は冒頭で簡潔に述べ、その後に理由、具体例、まとめを述べるとわかりやすいです。
複数の強みを示すときはナンバリング法（「まず一つ目は～、二つ目は～」など）を活用すると伝わりやすくなります。
自己紹介では自分の守備範囲の広さもアピールしましょう。これまで携わった業務の幅や、新しい分野への意欲的な姿勢を盛り込むと好印象です。
このように、具体的な質問→回答例→解説を内定した人達の情報と、私のプロ目線から実例を交えて整理しています。東京都庁に本気で合格したい人だけ、ぜひ続き覗いてみてください！
