Anki アプリの紹介とカード学習の流れ図を公開します

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IT・テクノロジー
今回は少し趣向を変えて、お勧めのアプリケーション「Anki」を紹介します。
Anki はオープンソースなアプリケーションであり、簡単に言うと単語帳アプリです。表面に質問、裏面に解答を書いたカードを作成して使います。

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Anki のWebページ

Anki の利点その1

カードを学習する毎に、「簡単」「普通」「難しい」といった評価をすることで、そのカードが次に表示されるまでの期間が自動的に調整されます。難しいカードはより頻繁に表示され、簡単なカードはより少なく表示されるので、簡単なカードを何度も学習するという無駄を省くことができます。

Anki の利点その2

Windows, Mac, Linux, Android, iPhone/iPad/iPod といったいろいろなデバイス向けの Anki アプリケーションが用意されています。iPhone/iPad/iPod のみ有料です。

Anki の利点その3

Anki の Webサービスにアカウントを作成すると、デッキ(単語帳)データをAnkiのサーバーにアップロードすることができ、これにより、複数端末間でデータの同期ができます。

Anki の利点その4

様々な設定項目が用意されており、自分の用途に合わせてカスタマイズすることができます。

Anki の利点その5

Anki の Webサイト上に、世界中の人々が共有してくれているデッキ(単語帳)が公開されており、自由にダウンロードして利用することができます。

Anki の利点その6

カードの見た目や動作は HTML / CSS / JavaScript で実装されており、自由に変更することができます。つまり、CSSを使って見た目を装飾することもできますし、JavaScript を使って動きを加えることもできるということです(画像ファイルや音声ファイルも加えることができます)。これらの技術に詳しい私のような Web屋にとっては、まさに水を得た魚状態でカスタマイズすることができます。

例えば、以下のようなカードが入ったデッキ(単語帳)を共有デッキからダウンロードしたとします。

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自分でHTMLやCSSをイジれば、見た目を大きく変えることができます。

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発音記号などを追加しています

Anki 利点その7

プラグインによって機能を追加することができます。
例えば、既に英語のテキストデータが入ったカードに対して、割と簡単にその英語を読み上げる音声を追加することができます。

ここからは欠点です。

Anki の欠点その1

共有デッキはあるものの、デッキ(単語帳)の作成は自作が基本です。これが結構面倒です(面倒ですが、この工程が勉強になったりもします)。
ですが、「CSVファイルをインポートしてカードを作成する」などの「自作のための支援機能」は当然用意されています。しかも、このあたりは Anki の根幹をなす機能であるだけに、高機能で使いやすく作られています。

Anki の欠点その2

高機能であるために学習の進み方が複雑で、これを理解するのは簡単ではありません。

以上、Anki についてざっと紹介してみました。
これだけ高機能で実用的で、世界中で10年以上使われ続けているオープンソースなアプリケーションというのは、非常に稀有な存在ではないでしょうか。

欠点その2を克服するために

欠点その2で書いた「学習の進み方が複雑」を少しでも克服するために、以前に私が書いた図を紹介します。

これは Anki でのカード学習の流れを書いた図ですが、要所要所でデッキオプションがどう関係しているかについても載せています。

1人でも多くの方の Anki ライフを応援しています。是非ご活用ください。

Anki_学習の流れ.png
右クリックして別タブで開くと拡大できます

※ 私も全てを理解しているわけではないので、あくまで分かる範囲で書いています。ご了承ください。

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