ネットの甘い罠 副業詐欺で失った113万円

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IT・テクノロジー
青森県に住む20歳代の男性が、SNSで副業の広告を見つけたのが始まりだった。

今年10月24日、彼はTikTokで「時空探検家」と名乗る女性のLINEアカウントと接触し、副業を紹介された。

そして、チャットアプリ「KeTalk」を通じて指定された動画のスクリーンショットを送り、徐々に作業を進めていくことに。

PayPayアカウントを使って高額な報酬が電子マネーで送金されるという甘い話に乗せられて、男性は指示された通りに行動を続けた。

しかし、やがて「作業にミスがある」と言われ、違約金を指定された口座に振り込むよう要求されることになる。

その過程で、別の副業も勧められ、男性は合計113万5,000円もの現金を振り込んだ。

しかし10月28日、「伊藤」という女性からさらに追加の違約金を要求されたことで不安を感じた男性は、家族に相談することで詐欺ではないかと疑いを持つようになった。

そして、警察での相談に至り、被害が発覚。

警察は「簡単に金が稼げる」といった甘い言葉に十分注意し、詐欺の疑いがある場合は警戒するよう呼び掛けている。

この事件を通じて思うのは、オンラインの世界には危険が潜んでいるということ。

特に、プログラムやアプリの信頼性を見分けるスキルは今後ますます重要だ。

ユーザーの不安を煽り、金銭を巻き上げる詐欺は許されるべきではなく、そこにはしっかりしたセキュリティやフィルターが必要だと感じる。


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