任天堂という唯一無二の存在

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日本における文化の1つでゲームは世界に誇れる存在は説明するまでもありません。スーパーマリオブラザーズが発売されて今年で35年、テレビゲームのブームの火付け役となり、その存在はゲームをしない人でも知っている世界的キャラクターです。マリオだけではなく、ゼルダの伝説やポケモン、スプラトゥーン、どうぶつの森など数々のヒット作を世に生みだしたメーカーであり、もちろん優秀なスタッフがいるからこそですが、任天堂という会社の理念が引き継がれているからこそだと感じます。
2017年に発売したニンテンドースイッチは日本国内だけで1500万台、世界では6800万台以上販売しており、ファミコンの販売台数をついに超えました。
コロナの影響もあり需要が高まった一方で生産が一時ストップしたこともあり、品薄状態が続きましたが、最近は普通に店頭に並ぶようになり年末に向けてプレイステーション5の発売と重なり年末商戦が繰り広げられることでしょう。
僕自身子供のころからテレビゲームと共に育ってきた世代で没頭するほどではないですが今でも普通にやります。
プレイステーションが参入してグラフィックが綺麗なゲームがたくさん誕生した一方で、任天堂はNINTENDO64を販売しましたが当時のイメージとしては64は子供向けのゲームで、ファミコンなどをやってきた世代が大人になり自分のお金で購入するようになり、大人でも楽しめて種類がたくさんあるプレイステーションにシェアを奪われることになりその時代がしばらく続くことになります。
WiiとDSが発売されて勢いを取り戻し、特にDSシリーズは携帯ゲーム機としては爆発的にヒットし据置はプレイステーション、携帯はDSという縮図が生まれました。
ニンテンドースイッチはDSに変わる携帯ゲーム機の一面もあり、テレビ画面でプレイできる他、その本体を持ち出し外でもできるというもので、プレイスタイルを自由に選ぶことができます。これもヒットの要因一つでしょう。

20数年前に子供向けと言われていた64を当時やっていた子供の世代が20代、30代になり親になったことで、子供と例えばポケモンをプレイしたり、共通の話題ができるようになったこともすごいことで、世代がシフトすることで今の形になることをもし想定していたのなら恐ろしいかもしれません。

任天堂のゲームに思うことはハード面も含めて正直他では真似できない発想から生まれる遊び心ではないでしょうか。
マリオをはじめとするキャラクターが魅力的であり、説明が難しいですがゲームのシステムやバランスが絶妙に作り込まれている。
リングフィットアドベンチャーという、ゲームをしながら運動を楽しめるゲームにしてもニンテンドースイッチのハードの特性(リモコンが取り外しできる、モーションセンサーや心拍数を測ることができる)を生かしたゲームで
遊びの発想、提案が優れている点においても、ハード、ソフトの両方で唯一無二の存在だからできるのではないでしょうか。
性能としてはプレイステーション4など他のハードに劣りはしますが、ゲームをする上でグラフィックに頼らない中身で勝負できるいうことを真に証明しています。ひとつ懸念するとすれば、任天堂発のゲームの一人勝ちな状態であり、他社のソフトメーカーのゲームの売り上げがいまいちであることでしょう。プレイステーション5においては4のソフトが99%対応しているという互換性もあり、スペックを生かした最新のゲームもたくさんリリースされることでゲームのシェアを再び脅かす存在になりそうです。

日本人だからこそできたクオリティであり、おもしろいものを生み出そうとする姿勢そのものはアニメや漫画と同じで世界一といっても過言ではありません。今年はあつまれどうぶつの森の大ヒット(単一ソフトとして売り上げ歴代一位)もありました。これからもワクワクするようなゲームをたくさん生み出して欲しいと思います。
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